スタバで車が盗まれた!

あ、私が盗まれた訳じゃないですよ。

先日、友人と話していたのですが、
彼女は高校時代、サンディエゴにいて、
スタバをたまり場にしていたそうです。

その日も、スタバ行って友達とコーヒーを飲んで
おしゃべりしていたそうですが、
ある日本人の男性が汗をかきかき、
コーヒーを注文しにきたそうです。

その瞬間です。

隣に座って、新聞読んでいたおっさんが、
読んでいた新聞をバッと投げ捨て、
その日本人男性が乗ってきた車に向かって
走りだしました。

何と、その車には鍵がつけっぱなしで、
アイドリング状態だったのです。

おっさんは、日本人男性の車に乗り込んで
どこかへ走り去って行きました。

友人一同、女子高校生たちは
あまりの早業にポカーンと見る
しかありませんでした。

さて、その日本人男性はというと
呑気にコーヒーを手にして、車に戻ろうとした所・・・

「あれ!?車がない!あれ?あれ?」

ですよね。
で、友人が日本人だという事に気が付き、

「あの~日本の方ですよね?ここにあった車・・・」
「そこで新聞読んでたおっさんが乗ってちゃいましたよ」
と友人。
「いや、あの人知り合いじゃないんですけど」
「・・・でしょうね^^:」

しかも、その方英語が全く話せない上に、
ついさっき、レンタカーを借りたばかりだったようです。

幸い、荷物はホテルに置いてきたので無事だったのですが、
結局友人がレンタカー会社に連絡して、
手続きをしてあげたそうです。

頼る人は女子高生しかいないかった、
おじさんの心境は、何とも言えなかったと思います^^;

で、この話の教訓ですが、
海外へ行ったら、日本と同じ感覚じゃダメだよ!
(いや、日本でも同じ事したら、やばいですけど)
ということではなく、

盗んだおっさんの行動です。

おそらく、あのおっさんは、
あの瞬間の為に、
何日も、朝から晩までコーヒーを飲み、
新聞を読むふりをして、カモを待ち構えていたのでしょう。

まさに、針の穴に意志を通すほどの
狙いを定めていた訳です。

全ては、鍵をつけっぱなしにした、
アホなドライバーから車を盗むために。

漠然とコーヒー飲むついでに、
盗むか!と言って、盗んだわけではないと思います。

トレードも人生でも一緒です。

まずは、環境認識などで
狙う場所・ポイントを定めて、
その瞬間まで待つ!

これは基本ですが、

その中で特に大事なのは、

「狙いをはっきりさせる」

という事です。
先日の高校生トレーダーさんのお話の例にしても、
大学は、就職するために行くという漠然とした目的ではなく、

トレーダーとして成長するために
世界の金融市場でディーラーとして働きたいから
大学へ行って勉強する。

と狙いを定めて、選択していくのでは、
進路一つ取るにも
全く意味合いが違ってきます。

トレードの勉強をするにも、
本を読むことでも、
何を学びたくて、
どこにフォーカスするのか?

によって集中の度合いも違ってきますし、
狙いを定める事は、

正直ぼーーーとトレードしている、
ぼーーーと生きている人より、

その後数年振り返った時、
どれだけ差がつくのだろうか?

そう考えた時、ちょとわくわくしませんか?
私も常にこのことを忘れずに、
トレードも人生も過ごしたいなぁと思います。

ではでは、今日もお役に立てたら
応援よろしくです^^

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