自分に有利な知識を選ぶ

今年は、みつしろさんの所で
セミナー講師をやらせて頂いたり、
そのつながりで、様々なトレーダーさんとお会い出来たり、
そして何よりこのブログやメルマガを通じて
今までにないほど、たくさんの人と関わった年でした。

セミナーで声をかけて頂いた皆さん、
みつしろさん、オーナーさんを始め講師の皆さん、
ブログ・メルマガをいつも読んで頂いてる皆さん。

本当にありがとうございます!


頂くメールが膨大な量となってしまって
個別のお返事が難しい状態となっていますが、
頂いたお便りは、全て読んでいますし、
なるべく配信内容に反映させて行きたいと思います。

今年も残すところ一ヶ月ですが、
よろしくお願いします。

個人的に、相場と関係ありませんが、
秘密保護法案が懸念材料です。

明確なガイドラインがなく、
元々何でも隠したがる隠匿体質の政府に
強固な鎧を与えるような法案は
私たちの「知る権利」を奪われるようで
かなり嫌な気がする、というか正直怖いのですが、
ねじれてない今の現状の国会では
成立してしまうのでしょうね。。。

では、今日はまず、
これからの大きな予定から
注目日時を見ていこうと思います。

大きな事が起こるスケジュールを知る、
という事は、横軸の概念を知ることです。

おさらいをすると、
相場は縦軸の概念(値幅ですね)と
横軸の概念(時間)が交わって、
チャートというタペストリーを
形成しています。
(矢口新さんの言葉です)

そして、その素材である糸は
お金であり、人間の心理です。

ですから、スケジュールの把握は、
その方向へ向かう人間心理を
予測する上で不可欠です。

まあ、でもよくわからないよ~
という人は単純に、

「注意するべき日」

という認識でも構いません。
最初はもう、本当にそれくらいで
いいんですよね。

デイトレにファンダは
要るか要らないか?

という不毛なお話は、
このブログやメルマガではやりません。

それを選択するのは
あくまで、これを読んでいる
読者さん自身です。

私自身がファンダを見る理由は
これまで色々書いてきましたが、
これらの予定や流れを知っておかないと、
いくらデイトレという時間枠の流れでも、
急激な相場環境の変化に判断が遅れたり、
その結果、大きな損失を出した経験が
過去にあるからです。

事前に知っておくことで
損失を軽減できたり、
トレードしない選択肢を
得ることができるなら、
用意しておくべき事項だと思うのです。

何度も書きますが、
ファンダメンタルは、
チャートの裏を支えるものであり、
大きな流れそのものであり、
決して、エントリータイミングを
教えてくれるものでも何でもありません。

ですから、
エントリータイミングだけを重視している人は
はっきり言って、
ファンダメンタルは不要と言い切れると思います。

ただ、トレードは
エントリータイミングだけで
成り立っているものではありません。

確かにエントリータイミングさえよければ、
後はお金を降ろすだけの状態にはなりますが、

「長く稼ぎ続ける」

為には、リスク管理や自分の知識を広げる事。

相場が今どのような状態にあるのか?
把握した上で、
確率の高い方向へトレードしていくには
どうしたらいいのか?

この常に、

「どうしたらいいのか?」

を追求していくと、
自分の優位性を高めるには
学び、知っていく事しかないと
思います。

知っていくと、お金の流れは
世界とつながっている事がわかってきます。

常に私たちの世界は、
日々、新しいニュースが生まれ、
過去のものとなり、歴史になっていきます。

トレードは、今この瞬間の
値動きを取引する行為であり、
ある意味、常に金融の最先端にいる、
という事になります。

そう考えた時、
これまでの金融市場の流れを知らない、
という事は、
相当リスキーなのではないか?

と私は思うのです。

私は1トレード1トレード
なるべく丁寧にこなしていく、

という事を決めています。

だから、知っておくべき事は
知る努力をしているだけで、
その中にファンメンタル要素があるだけです。

もちろん、ニュースを見ないでも
稼いでいるから、そんなめんどくさい事
しなくても大丈夫!
と思う方もいると思うので、

「学ばない」

という選択肢もあると思います。

この辺は好き好きですので、
私の記事を読んで
あ、これ気になるな~!

など、視点の提供ができたら、
嬉しいです。

そして、ファンダの勉強するには
どうしたらいいですか?
というご質問が多いのですが、
私は、池上さんの著書をオススメします。
このシリーズなんかは好きです。
この2巻はインフレやサブプライムローンに
ついてのお話がわかりやすく解説しているので、
お勧めです。

池上彰のやさしい経済学 (2) ニュースがわかる (日経ビジネス人文庫)

まずは易しい用語と、金融のシステムを知って、
それからニュースを見ると、
段々楽しくなってきます。

用語を知らないと、
人ってアレルギーがでますからね^^

では、ちょっと回り道してしまいましたが、
これからの大きな予定を書いておきますね。

12月6日  米11月雇用統計
12月13日 超党派議会の勧告期限
12月18日 FOMC

そして、2014年

1月10日 米12月雇用統計
1月15日 暫定予算の期限
1月29日 FOMC
1月31日 バーナンキ議長任期切れ

大きなものを抜き出すと、
こんな感じになります。

で一番の注目度は、
またまたアメリカデフォルト騒動が
勃発する可能性がある、
1月15日暫定予算の期限です。

前回は根本的解決が何もしていない状態で、
問題を先送りしていただけなので、
同じような騒動が起きる確率が高いです。

まあ・・・毎回毎回同じことをやっているので
デフォルトはしないと思いますけど。

とりあえずは、目先の12月13日 
超党派議会の勧告期限のニュースは
見ておいた方が良いと思います。

超党派議会は、米議会が先日デフォルト騒ぎで
ひとまず予算と債務上限を引き上げを認める代わりに、
超党派で、残る予算と中期の財政運営を協議して
財政について引き続き考えましょう!
という場です。

「与野党の相違点を話し合うため
多くの時間を費やしたが、合意は難しい」

と議長のライアン下院議員(共和党)は
しょんぼりしているようで
現時点では、会合もあまり進んで
いないようです笑

前回のデフォルト騒動で、
共和党は

「お前たちのせいで
政府閉鎖になっちゃったじゃないか!」

と批判されているようで、
地方選挙も民主党が勝利したようです。

あとは、FOMCでの議長発言ですね。
これは引き続き、QE出口戦略時期が
注目されます。
とかいいつつ、この時期が決まるまでは、
話題の中心になると思いますし、後はECBのマイナス金利が
採用されるかどうかも、注目です。

ではでは、お役に立てましたら、応援よろしくです^^

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