チャートの見方がわかりません

アメリカの雇用統計は20万人、
失業率7.0とサプライズでしたね^^
クロス円は軒並みすごかったですね~!
今日も103円の攻防が続いてますが、
103.30付近の壁を超えられるか?

また、次は103.70付近のゾーンに行くのか注目です。
この辺は月足を見ていくとわかりやすいです。
ここを超えてくると、新たな段階に入りますね。
長期的にもすごく大事な節目だと思います。

ただ、市場がサプライズと受け止めていても
ここ3年の平均に過ぎず、まだまだ浮かれちゃいけないよ!
でも、景気回復の方向は正しいかもね。

というのが今朝のコメンタリーの見方でした。
で、雇用統計が良くなると真っ先に注目されるのが、
QE出口戦略というのは、このブログやメルマガ読んで
下さっている皆さんにはお解りだと思います。

良い数値が出ると、今年中にもQE縮小か!?
とすぐになりますけど、もう12月も半ばにさしかかろうって言う時に、
さすがに今月、という事はないと思います。
(今日の記事でWSJが書いてましたが)
まだ今のところは3月が有力かと思います。

さて、本題です。

「チャートの見方がわかりません・・・
もう、どっちにも見えてしまって、どっちの方向に
エントリーしたらいいのかわかりません」

という微笑ましいというか、
悲痛なお便りが何通か来ているので、
今日はチャートの見方について考えていこうと思います。

ぶっちゃけ結論から言うと、
チャートはだまし絵です。

花瓶の絵が、ちょっと視点をずらすと
向かい合った人間の顔に見える絵が
あるのですが、見たことある人も多いと思います。

見方によっては、一枚のチャートでも、
上がりそうにも見えるし、下がりそうにも見える。

たとえば、レンジ下限でも、反発するように見えるし、
下抜けするようにも見える状態ですね。

これって、人それぞれで、
Aさんが売り!だと思ってるパターンが
Bさんが見たら、買い!だと思うパターン
だったりするわけです。

そもそもチャートって何のために見るのか?
というと、

「ちょっと先の未来が上がるか下がるか、見極めるため」

もっと言うなら、

「どのくらい上がりそうなのか、下がりそうなのか、
その反転するポイントはどこなのか、見極めるため」

という事になります。

例えば、戻り売りが入ったら、
前の安値を超えなければ、トレンド継続とは言えません。
しかし、戻り売りが前の安値で止められたらWボトムとなります。

この水準を見極めるにはどうしたらいいのか?
というと、基本は水平線です。

今までに何度も書いてきてますが
個人的に私は、一番水平線を重要視します。
まずは、直近の高値や安値に水平線を当ててみるだけでも
ぐっと、チャートの見方は変わります。

その自分が線を引いた箇所にプライスが来た時、
どのようにプライスが動いていくのか、観察して下さい。

おそらく何らかのアクションがあると思います。
(ない場合もありますけど)
その時注意しなければ行けないのは、

ラインを引き、自分の思惑を考えた後、

「真逆の方向も考える」

と言う事です。
これで思考は2倍になります。

そして、チャートの見方がわかりません!
という方は、上位の足を見ていないことが多いです。

5分だけ見てもそれはちょっと無理が有りますので、
必ず、15分、1時間はどうなているのか?
を確認して下さい。

その足は切り上がってるか?
切り下がっているか?
波は切上がっているか?
切り下がっているのか?
トレンドラインは引けるのか?

説明の順番が逆になりましたが、
色々な方のお話を聞くと、初歩的ですが

大きな足⇒小さな足をきちんと見てないので
小さな足に振り回されるケースが多い気がします。

長期がアップトレンドだったら、
短期もアップトレンドになるケースは多いですが、
必ずしも、どんな場面でもロングするのではなく
その押し目形成には、売られます。

その売り方が終わって、トレンドが崩れないようだったら、
また、買いの力が強くなった所でついていく。

これはトレンドフォローの基礎ですが、
この様な場面を見つけるのに必要なのが、
水平線です。

トレンドが崩れる時は、まずトレンドラインが破られ、
二度高値で止められるなどのパターン形成などが現れ、
最後の砦の水平線が破られて、トレンドが終わります。

必ずしも、このようになるとは限りませんが、
山を形成する際の値、ここが破られたら、
戻ってこれるのは難しそうだな・・・と思う所(節目)
で活躍するのが水平線です。

ですから、チャートの見方がわからない・・・という方は
徹底的に、水平線を引きましょう!

最初は。値がたくさん反応している所や
レンジの上限・下限に引いて、
他の時間軸ではどのように反応しているかどうかも
見ていくと、かなり勉強になると思います。

ではでは、今日もお役に立てたら、応援よろしくです^^

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