中国の指標とオーストラリアの関係

先日のアンケート、
皆さんたくさんの返答ありがとうございます!

コメントもたくさん頂いて、
毎日楽しく読ませて頂いてます。
ミニストップはソフトクリームですよね~とか
地域によって、進出しているコンビニも
あったりなかったりと新しい発見が多々有りました。

アンケートって何さ?
という方、ブログのトップページの
右上にコーヒーアンケートを実施しているので
良かったら参加して下さい。
あと一週間くらい、貼っておこうと思います。

今日はオセアニア通貨をやっている方なら
ご存知だと思いますが、中国とオセアニア通貨の
関係についてお話していきたいと思います。

現在、資源通貨と言われる代表は
オーストラリア・ニュージーランド・
カナダなどですが、これらの資源国通貨は
ある国の経済指標にも大きな影響を受けます。

それは・・・中国です。
タイトルにも書いちゃっているので、
クイズにも何にもならないのですけど(笑)

先ほど中国製造業PMIの発表がありましたが、
それによってぐっと、資源国通貨の値が動きました。

ではそもそもなぜ、
中国の指標がオセアニア通貨などの
値を動かすのか?

疑問が起きますよね。

これは中国とオーストラリアの
活発な貿易関係にあります。

オーストラリアの輸出品目は
石炭・鉄鉱石・金・原油などです。

このような天然資源は、
主に経済成長が著しい新興国へ
輸出されますが、そのような国の伸び率が
良ければ良いほど

需要は拡大⇒価格は上昇

になるので、今までと同じ事をやっているのに
売る値段が高くなった!
と資源国はウハウハになるのです。

そこで輸出は相手の国があって、
初めて成り立ちます。

貿易で大きな収支を挙げている国は、
たくさん買ってくれる国があってこそ、
豊かになります。

たとえば、築地市場でも買ってくれる
割烹屋さんとかお寿司屋さんとか
景気が悪ければ、売上が落ちてしまうのと
一緒ですね^^

ですから、中国の景気指標には
過敏に反応します。
製造業などは特に強い印象があります。

今日の中国製造業PMIを見てみましょう。

前回49.4
予想49.7

結果50.8

今回、50を超えたことがサプライズと
なっていました。
景気判断する上での意識される
ラインが50だった、という事で
相場的にはポジティブと判断されたのだと思います。

その他の注目される中国の指標は、

もちろん王者のGDP国内総生産・
小売売上高・CPI消費者物価指数
などなどです。

みんなが見るべきポイントは
「景気減退」であり、l
「経済の陰り」です。

これは資源国通貨だけではなく、
全部の市場にも言えます。

中国発の「チャイナショック」が
起きるとしたらそのインパクトは
計り知れないと思います。

そして、景気減速が明らかになって、
これが数値として現れて来たら、
中国の元がペッグ(固定)されている現在、
その代替として、資源国通貨は売り込まれて
来ると思います。

ですから、このようなリスクもある、
という事も頭に入れておいて、
中国指標にもフォーカスしていくと
良いかと思います。

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