マレーシア航空機撃墜の波紋

こんにちは、ヒナです。

本当は昨日配信したかったのですが、
諸事情で今日の配信となってしまいました。

先週末は、衝撃的なニュースがありました。
主に注目は3つ。

●マレーシア航空撃墜
●パレスチナ自治区ガザで、イスラエル軍の軍事作戦。
●中国のアメリカ国債購入額

世界経済にも、為替にも直結した動きだったので
皆さん、注目されているかと思います。

何かもう、マレーシア航空は

「呪われてるんじゃないか」

という位のトラブル続きです。
高度一万mとはいえ、紛争地帯を避けて
通れなかったのでしょうか?

今回乗られていた方の多くは、
国際HIV会議に出るための関係者の方で、
その数は100名を超えるとも言われ、
HIV研究者の重要人物を失った事により、
エイズ治療の発展が後退したのではないのかと
心配されています。

墜落現場がちょうどロシアの国境付近、
親露派が支配しているので、ウクライナ政府側の
人たちが調査できない事になっています。

全貌解明するのに不可欠なブラックボックスの回収が
すでにロシア側にあるのではないか?
ロシア側に渡ったら、原因究明は難しくなるのではないのか?
と懸念が広がっています。

ウクライナの問題は、
米欧州とロシアの代理戦争を
ウクライナの国内でやっている、
というウクライナの人にとっては
ハタ迷惑な話です。

この前もインタビューで女性の方が
言ってましたが、

「誰も自国民同士でなんか戦いたくない」

というのが本音だと思います。
今年3月にロシアのクリミア半島編入という
軍事介入から、今回の旅客機撃墜で再び
衝撃とともに世界の注目になりました。

今回、このタイミング(同日)に
ガザ地区でのイスラエル軍による軍事活動も
起こっています。

みつしろさんが以前、
ボラティリティとは

「静かな湖に大きな石を投げ込むようなもの」

とおっしゃってました。
これって言い得て妙だなぁと思うのですが、

大きな石を湖に投げ込んで、
バッシャーーンとなった水しぶきが
ボラティリティ。

そして、しばらくすると水面は
静かな湖面に戻り、何食わぬ顔で
富士山なんか映しちゃったりするんです。

チャートも、ファンダメンタルも
衝撃的な出来事が起これば、
石を投げ込まれたようにボラが生まれます。

今回の出来事を見て、

私は、ああ何かでっかい石が
投げ込まれちゃったなぁ。。。

という気がします。

夏枯れ相場という相場格言がありますが、
アノマリーでは、8月は欧州ではバカンス、
日本はお盆と相場自体が閑散とする、
という向きがありますが、今年はどうなることやら・・・。

このマレーシア機撃墜を機に、
国際社会がロシアとどう向き合うのか?

この事件をきっかけに
欧米州VSロシアとの対立が深まるのか?

世界経済への影響は
事件の一報が報じられた当日は軒並み株安、
金が急騰、円も買われる、というリスク回避の
お金の移動が起こりました。

ただ、その翌日金曜日にはダウ・為替も
戻しているので週明けのニュースには注目です。

上記にあげた通り、
相場の質が変わる=ボラが出てくる可能性もあるので
注意して下さい。

明日は東京時間がお休みなので、
欧州時間の夕方から、どうなるか見ていきたいと思います。

ドル円は現在日足レベルでレンジの下限にいますが、
はやり注目するべきラインは101.00と、その下の安値
100.70付近となってきます。

世界情勢のリスクオフパワーで
ここを割ってくるようでしたら
来週はこのレベルには注意ですね。

次回は中国について、
書いていきたいと思います。

ではでは、連休中の皆さん、
お休み楽しんでくださいね^^

お役に立てたら、ぽちっと元気百倍です!

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