ロシアの制裁と地政学リスクのお話

こんにちは、ヒナです。

やっと調子が戻ってきました^^
寒風摩擦や、腕の良い整体師さんの紹介まで心配してくれた皆さん、
ご心配おかけしました。

そして、感謝です!

久しぶりに日経平均が454円安の
おおおっという下落でしたね。
前日のNYはそんなに下げてなかったので、
意外でした。

さて、そんな中、今週のドル円。

日足レベルでは切り返すかな??
という動き見られましたが、
結局は103円~101円の
レンジに戻る展開となりそうです。

というのも、やはり地政学的リスクの
円買いという事になるのでしょう。
まあ、またいいタイミングでの折り返し、
レンジになるものですね。

ただ、ここ数日ボラは出ていますので、
デイトレ的な感覚ではやりやすいです。

では、最近の地政学的リスクの動き

●ロシアが経済制裁に対して報復制裁。
 でも日本は別ダヨ!

●ハマスが停戦延長を拒否

をまとめていきたいと思います。

 

★ロシアの経済制裁

欧米諸国はマレーシア航空撃墜からの
ウクライナ情勢での流れで、ロシアに対し、
米金融機関の中長期的な融資を禁止などの
経済制裁をしています。

それに対し、ロシア側もやり返しています。

1 対象国の輸入禁止(1年だけ)
2 ウクライナ航空機はシベリア上空は飛ぶな!
  欧米の航空会社も検討中。

ただ、1に関しては欧米の食品
乳製品・牛・豚・果物・野菜などなど
食べ物が禁輸になりますが、経済制裁というより、
国内の食べ物の値段が上がってしまうので、
本当に困るのはロシアの人かも。。。
(すでに物価は上がっています)

現在の影響はノルウェーのサーモン産業に
打撃が出ており、サーモン会社関連の株価は
10%前後下げる展開となっています。

ただ、これに関しては日本は別だからね。
と日本に対し、甘い顔をしています。

日本は、欧米に比べて経済制裁が
強い訳ではないですし、
ロシア側も日本に天然ガスを売りつけたい理由や、
プーチン大統領の訪日の可能性も残したい
という判断もあったのだと思います。

2に関しては、正式に決まってしまったら
欧米航空会社は南回りで飛ばなくてはいけないので、
大変ですね^^;

●イスラエルとハマス問題

もはや泥沼な展開ですね。。。
歴史から見ると、本当に複雑で
解説しづらいものがありますが
イスラエルとハマス間での
戦闘激化は今回で3度目です。

今回のガザ侵攻のきっかけは
パレスチナ自治区ヘブロンで
ユダヤ系イスラエル人少年3人が
誘拐されて殺害された事件から始まりました。

イスラエル側は
原理主義組織のハマスと決めつけ、
600人以上の逮捕者を出しました。
そんな中、今度はパレスチナ人の少年が
誘拐され、殺害される事件が勃発。

報復に報復で答えるという
憎しみの連鎖で、今回すでに

パレスチナ側の犠牲者1800人以上
(四分の三がハマスと無関係な一般市民)

イスラエル側の犠牲者 56人以上
(ほとんど兵士)

という犠牲が出ています。
(正確な数字は刻々と変わっていますが
どんどん増えています)

特にパレスチナ側の犠牲者では
子供が250人以上も亡くなっています。

パレスチナ側で犠牲になっている人の
ほとんどが、子供や民間人です。

市民の避難所になっていた国連学校にも
ミサイルが打ち込まれ、大勢の方が
大怪我をしています。

そして、本日3日間の停戦が終わる前に
ハマス側はロケットを発射
(しかしハマスかどうかわからない)
イスラエル機がガザを攻撃という戦闘開始
状態になっています。
和平準備もしてたようなので、
このニュースを見て、残念に思います。

いつ小康状態に落ち着くのか・・・。
早く収束に向かう事を祈っています。

 ではでは今日もお役立たらぽちっとよろしくです^^

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