プリンセス・プリンセスに学ぶトレード学

また変なタイトルつけて記事書いてるなーと思われそうですが、
私はちょっと年上のヤンキー兄ちゃんたちに
囲まれて成長したおかげで、聞く音楽とか主に
80年台の邦楽とか洋楽が多いです。

先日読者さんに、トレード中は何してますか?
と聞かれて、音楽聞いてます~と答えてたので、
ちょっとその話をしますね。

後半はトレードの話になっていくので、
音楽苦手の方は、後半だけお読み下さい^^

トレードの気持ちばかり焦っていた頃は、落ち着け落ち着け・・・!
と、主に癒しのエンヤとか聞いていました。

私は10代の頃めっちゃエンヤが好きで、
アイルランドに行けば、エンヤに会える!
と思って、
本当にアイルランドに行ってしまったという大バカ者です。
この話は、また別の機会に・・・。

最近は、元気の出る80年台の曲をよく聞いていて、
特に気合の入った女性シンガーが好きです。

雪とか雷雨に負けないで歌い続ける渡辺美里さんとか、
ライブ中に、衣装の手袋を歯でぎゅっと引っ張って外そうとしたら、

前歯(差し歯が4本)がスッポーンと抜けてしまっても、歌い続けた

プリンセス・プリンセスの奥井(今は岸谷五朗の奥さん)香さんとか、
(奥井、前歯が飛んだ!とスポーツ紙に書かれたそうです)

歌が上手いのはもちろん、根性のあるエピソードを聞くと
すごくハマってしまうんですよね。

ちなみに、抜けた差し歯は、ライブをちょっと中断してアロンアルファで
くっつけに行ったらしいです。

私が物心ついた時には解散してしまった、プリンセス・プリンセス。
でも、昨年、一年限定で復活しました。
東日本大震災復興支援の為です。

ライブやグッズのなどの売上を、被災地に寄付する趣旨での復活でした。
正直、TVで偶然に彼女たちを見た時、びっくりしました。
いや・・・あの、ただの、

お、お、おばちゃんじゃないか~~~~!!!!
(本人たちも言っているので、敢えて使わせて頂きます^^)

奥井ちゃんの声も、戻ってなかったように聞こえて
正直、ちょっとがっかりしました。

で、その後、情熱大陸見たんです。

ガツンと来ました。

もう、最後のコンサートに向かうシーンでは涙で
テレビが見えませんでした。

これを見てから、ベストアルバムもチャリティーの対象になりそうなので、
久々にCD買っちゃいました!
今はこればかり聞いています^^
プリンセス・プリンセス BEST~再会~

思えば、プリンセスプリンセスになる前に彼女たちは
3回バンド名を変えています。

デビューは赤坂小町。二回目はジュリアン・ママ
三回目でプリンセス・プリンセス。

芽を出して、ヒットを飛ばし始めるまで、5年かかっています。
給料は5万円で、ゆで卵を食べての生活。
コーンフレークを食べて、空腹をしのいでた、
自分とうっすら被ります。。。

デビューから、崖っぷちだったとメンバーたちは語っていました。
仕事が終わっても、深夜まで事務所に隠れて安いスタジオで
練習を続けていたそうです。

ラスト・コンサートで48都道府県全てを周り、
女性ガールズ・バンドで初めて武道館を一杯にして、
復活しても、東京ドームを二日間完売させた彼女たちでも、
初めは5年間も芽がでなかった、アーティストでした。
(調べれば調べるほど、彼女たちの人気の凄まじさがわかります)

解散して16年間。
みんな、私達と何も変わらない、普通の生活してるんですよ。
スーパーでお豆腐とか食材買って、PTAやってたり、
子供幼稚園に迎えに行ったり、夕飯作ったり。

一番衝撃だったのは、メンバーが
自分がプリンセス・プリンセスという伝説のバンドのメンバーだった
という事を子供に話してないんですよ。

ボーカルの奥井ちゃんでさえ、子供に
「ママ、昔歌手だったの?」
とか、
ドラムのキョンちゃん(富田京子さん)に至っては、
「ママ、プリプリの太鼓の人?」
とか聞かれても、はぐらかしてたみたいです。

で、今回の復活でみんな子供に話したそうです。
そりゃ、びっくりしますよね!
今までみんなと同じ普通のママが、

東京ドームを満員御礼にしたり、

前の年まで家族でまったり見ていた、

紅白歌合戦に呼ばれたり

スポットライトバリバリ浴びて、
ドラムガンガン叩いたり、熱唱したりして
何万人もの人を熱狂させてるのですから!

それでですね、ユーチューブなどを見てもらうとわかるのですが、
どんどん綺麗になっていくんですよ!

奥井ちゃんの声もどんどん戻ってきて、
凄みをましてきます。

そしてライブでのステージになると、
もう、違う人のようになる!

めっちゃ輝いてるんですよ!
かっこいいんですよ!

これほど、わかりやすく、スイッチのオンオフが
見られる人たちって中々いないと思います。
(柔道女子の松本選手とかも凄かったですが)
私も講座の方でトリガーの事を書いてますが、是非動画サイトなどで
見ていただきたいと思います。

現役時代の尖ったポップスロックも好きだったけど、
今のおばちゃんになった、彼女らの演奏が本当に好きでした。
むしろ、おばちゃんになった彼女たちの方が好きかもしれません!

メンバーはみんな好きなんですけど、
特にドラムのキョンちゃんが好きです。

一番ブランクがあって、しかもちょっと太っちゃってて、
一曲叩くのも辛そうでした。
ドラムは体力がないと叩けません。

情熱大陸でまっさきに、奥井ちゃんに、
「キョンちゃん痩せて!!!」
と言われてました^^;

家事と子育ての合間に、ジムで体力と筋肉、楽器屋でレンタルスタジオ借りて
ドラムの練習を欠かさずして、誰よりも早く練習に来ていたみたいです。
現役からの音楽指導の先生にも、がっつり怒られながら、
修正箇所は、メモじゃなく、直接ドラムに書き込んでました。

「おそらく、意識が飛ぶと思うから、
そうなった時に体が動いてくれればいい」

インタビューでは、そんなコメントを残していました。

そして、もう一つ印象的だったのが、
ボーカルの奥井ちゃんのインタビュー。

昨年、彼女らはロックフェスティバルみたいな所に呼ばれたのですが、
そこで今、人気のある若い子とかと一緒に演奏する事になるのです。

最初は若い子達が受け入れてくれるかどうか、不安だったようですが。
でも、

「Mとか、ダイアモンドの曲があったから
私たちはいつでも、堂々と演奏できたんです」

と奥井ちゃんは言ってました。

これって、私たちトレーダーにも共通していませんか?

事前にものすごく練習して練習して、このパターンになったら、
入らざる得ない、自分にとっての得意パターン。

「必殺技」

を身につけること。

それを身につける為には、めちゃめちゃチャートを見て、値が動くポイント、
跳ね返るポイント、パターンを覚えて、自分の癖を見直して、
行動していくしかないんです。

どんなにしょぼいルールだったとしても、
自分の作ったルールだったら、
堂々とトレードすればいいんです。

自分の得意な、誇れるくらいまで高めた、
好きなパターンがあったら、迷わず取りに行く。

エントリーを躊躇してしまう方、
ぜひ、彼女たちの言葉を思い出してください。

紅白歌合戦が最後の舞台でしたが、
素晴らしいステージでした。

メンバーのあの、やり切った笑顔。

今でも何度でも見返してしまいます。

大事なのは、年なんて関係ない!
いくつでも何度でも、輝けるんだ!

という事を教えてくれた
プリンセス・プリンセスのメンバーたちでした。

自分もプリプリ好きだった!!よく知らないけど、これから見てみる!
という方、応援よろしくです^^

 

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2 件のコメント

  • ヒナさん、こんばんわ。
    わたしも、情熱大陸でのプリプリ見ました。
    今では、あの頃の面影は微かにあるのですが
    みんなおばちゃんになってました。
    キョンちゃんも、幼稚園の送り迎えや買い物など
    普段の日常生活をしながらの、練習・・・とても大変だったと思います。

    でも、さすがと思うのは長いブランクがあったにもかかわらず、練習をしっかりしてライブを行うことが出来たということです。

    わたしも、仕事があり疲れている時などはトレードに集中できず、仕事のせいにしてしまう時がありますが、どんな環境であろうとしっかりトレードをしなければいけないと、わたしなりに気づきはありました。

    80年代は、わたしの中では一番音楽を聴いた時期で、あとそうですね・・・リンドバーグやレベッカとかパーソンズなんかもよかったですよ。

    今思えば、あの頃の曲はノリが良くて気分が高まる曲が多かったですね。

  • 村上さん、コメントありがとうございます!お返事遅くなってすみません!
    おお!あの情熱大陸見られたのですね!嬉しいです^^
    そうなんです^^流石ですよね・・・!
    ものすごいエネルギーと学びを頂きました。

    あのドキュメンタリーは本当にヤバイです。
    80年代の音楽良いですよね^^
    私もリンドバーグ、大好きでした~!
    歌詞とか、すごく良い詞書いてる人多かったです^^