準備の大切さを知る 続・高勝率トレード学のススメ レビューと感想

あまちゃんは今週から東京編なのですが、
先週の土曜日号泣させられたのは何だったんだ!
という位、今日はコミカルな展開。

お父さんの所に泊まらせてもらおうとした
アキちゃんでしたが、女がいて
家に入れてもらえなかったのですが・・・

大・久・保さん!?

今大久保さんいたよね?
まさかの女は大久保さん!?
何この神キャスティング。
朝からじぇじぇじぇ!!!でした。

大久保さんって何か好きなんですよね!
テレビ出てるだけでツボなんですよ。。。
こんな芸人さんいないです。

さて、今日はたくさんの人からせっつかれていた
続・高勝率トレード学のススメをレビューしたいと思います。

 

続・高勝率トレード学のススメ レビューと感想

 続高勝率トレード学のススメ

私、個人的に高勝率トレード学のススメの続編が出るとは
思いませんでした。
あの本を読んだ時の衝撃は忘れられません。

トレードって、

「ちゃんと準備すれば、大丈夫なんだ」

と思わせてくれた一冊です。
それまではリスク管理を何とかしていたので
全部お金はなかったのですが、いまいちすっきりしなかった
時がずっと続いてました。

そして、読者さんたちから、紹介してくれてありがとう!!
と感謝の声が一番多い本です。
値段は6000円と高いけど、
それだけの価値はある本だと思います。

私にとって、準備とは「安定」です。
準備したからって、必ずしも成績が安定する訳ではないし、
稼げる訳ではないけど、心は安定します。

トレード中、余計な迷いはなくなるし、
トレード前に客観的に立てたシナリオは、
トレード中の主観の入ったシナリオより、全然イケてます。

私は人一倍臆病で、弱い人間なのを自覚していたので
ちゃんと準備する事を意識する、
という事はそれだけで効果がありました。

あ、このシナリオは一種類だけではダメですよ。
最低、上昇レンジ下降の3種類は考えなくてはいけません。

考えなくてはいけないのではなく、
考えるクセをつけていく、という感じですね。

3パターン用意したって、相場様はどう動くかって基本的には
わからないです。
準備をしていても、ムダになることなんて掃いて捨てるほどあります。
でも、それでもいいや、と割り切る気持ちも大事なんです。

私は以前、自分の準備した予測が外れると、
そこから逆ギレして、ポジ病に至るというどうしようもない
癖がありました。

そんなクセを出して、損失出すのだったら、
自分のパターンが来ない時はやらない。

「絶対やらない」

という選択肢も持ったほうがいいと思います。
休むのも相場、という言葉があります。

わからない時は休んだ方がいい時って、たくさんあります。
自分の得意な時だけやればいい。

それを踏まえて、続高勝率トレード学のススメを
紹介したいと思います。

おそらく、この本が今年の私のトレード本大賞候補ですね!

エルダー博士の利食いと損切りも良かったけど、
私はマーセル・リンク信者なので。

まず、今回の続編は、
前作のトレードプランの部分を更にクローズアップして
詳細な説明をしたものです。

コンセプトは

「トレードからギャンブル要素を取り除いて行くこと」

です。
もう、ここだけでシビレてしまいますね^^
トレードってリスクに関しては、
ある程度コントロールは可能です。

これに関しては何度かお話してると思いますが、
このリスク管理をしっかりしていけば、
小傷を受けながらも経験を積めるので、
少しづつ自分のトレードができてくるはずです。

この本を読む時は、
「自分が自分のトレードをコントロールするには、
どうしたらいいのか?」

と問いかけながら読むと、
すごい気づきがあります。

だって、自分をコントロールするために
準備をするのであって、ルールを決めたりするからです。

トレードって様々な要素の集合体です。
エントリーもストップも、リスク管理も、手法もルールも
世界の流れも、全部が大事。
でも、その一つ一つをとことん突き詰めて、
シャコシャコ毎日砥石で研いで、深く考えていく事も大事。

私も全然まだまだ、なまくらですが、
ちょっとづつ鋭く日本刀になったらいいな、
と思い、日々研磨しています。

研いでいく内に、より深く一歩を踏み出せる
ものだと思います。

だから、どれも手を抜いてはいけないと思います。

最初は時間がかかってもいいから、
一つ一つ要素を丁寧に組み立てていく。

この本はトレードプランの本ですが、
その一つ一つを丁寧にやっていくことに
焦点を置いて書かれています。

そして、常に読者に問いかけている。
私たちは、単純に売ったり買ったりではなく、

なぜ、そうするのか?

を常に考えて根拠を積み重ねて
自分なりの優位性を作って行くことを教えてくれます。

やはり重要な章は第10章の
「トレードからギャンブル要素をなくす」
でしょう。

題はまあ、言い過ぎで、

全てのギャンブル要素を取り除くことは不可能

と当然ながら、作者も認めているのですが、
一回一回ではなく、長期的な目線での
トレード結果に焦点を当てることの大事さや、
忍耐や、タイミングを見極わめる事の重要さ、
リスクとリワードに関して余すことなく書かれています。

10章のマーセル・リンクが言うように、
私も利益の出るトレードだけが、
正しいトレードだとは思っていません。

たとえ損失を出したとしても、
それが自分の立てた計画どおりだったら、
正しいトレードだと思っています。

逆に、利益が出たトレードでも、
自分の立てたルールや計画に沿ってなかったら
正しくはないのです。
ただ運がよくて、利益になっただけです。

運はある程度必要ですが、
運に頼るよりも、リスク管理をちゃんとして、
自分なりの優位性を見つけて、
トレードを積み重ねていくことが、
長く生き残っていく秘訣なんじゃないかな?
と思います。

そして、目新しい事はこの本には書いてありません。
トレード周りの大事な事を丁寧に拾っていくスタンスなので
基礎の強化という事には役には立ちますが、
あっと驚くような事を知りたい方には向いてないです。

コツコツと、自分の基礎を強化したい人向きです。

相変わらず、この本は高いですけど、
損切り数回すれば、あっという間にこの金額になります。
ぜひボロボロになるまで読み尽くして欲しい本の一つです。

続高勝率トレード学のススメ

あと、6000円は高いなぁ・・・という方には
基礎を見返す関係でこちらのワイコフさんの古典で、スイングトレードの心得も
時々相場の基本を思い出すのにパラパラ読んでいます。
金言集ですね^^
マーケットプレイスなら今安いので380円だけど、
送料入れたら新品の方がいいかも。
スイング売買の心得
よろしかったらどうぞ~!

いつも読んで下さり&応援、ありがとうございます^^

 

スポンサーリンク

2 件のコメント

  • 始めましてこんばんは。
    続高勝率トレード学のススメお勧めの本と言うことで読んでみましたが、とても参考になりました。
    今日ちょうど読み終わったところです。
    今はお勧めされた「待つFX」の本を読んでいます。

    気になったことがあったのですが、続高勝率トレード学のススメを読みましたが、前作の高勝率トレード学のススメは続編を読んでいても読む価値はありますか?
    あれば本屋さんまで走って買いに行こうかと思っています(笑)

  • とみや様

    コメントありがとうございます^^
    価値あります!
    今すぐ本屋さんに走ってください笑
    続の方は、15分足のような本ですが、
    前作は1時間足のような本ですね^^
    個人的には前作の方が衝撃でした。

    ぜひどうぞ~!