中国シャドーバンキングと胃炎

今週頭から体調が悪く、
シャドーバンクについて書いてた記事も
途中で書けなくなってしまい、
寝てました。。。

私は元々、トレード始める前は、
めちゃめちゃ健康でしたし、
トレード本で「胃薬手放せない」と
プロトレーダーの方がおっしゃっていても、

「いや~自分だけはならないよ!」

という自信があったのですが、
すっかり、ここ数年で胃腸がかなり弱って
漢方とか、お薬を飲んでます。
神経性胃炎って、かなり苦しいし
ひどいですよね。


最近、自分が読みたいジャンルの
記事や、知っている知識が
記事にあったとき、時間を無駄にした!
とか文句言ってくる人がいますが、
読む前に判断して、スルーして頂きたいと思います。

MT4やファンダの話を書くとき、
私は記事の内容を書くようにしていますが、

時間をどう使うか?
というのは完全に自己責任です。

人のせいにする前に、
情報の選択も自己責任の元にする
癖をつけていかないと、
トレードが上手くいかない原因も
外に求めるようになってしまいます。

私は、成功への道は
自分の中に求めるものだと
思っています。

では、シャドーバンキングの話を
していきます。

28日に回避になった、こちらの問題。

シャドーバンキングデフォルト問題ですが、
今後、チャイナリスクが高まるごとに、
今回と同じような問題が続々と
現れてくると思います。

これはユーロ問題も、
新興国危機も一度仕組みを覚えてしまえば
似たような事例が出てきた時に
準備できますから、ノートとか
手帳の片隅にでもメモしておくと
良いかと思います。

このような問題が起きると、
相場は波が荒くなります。

波が荒れているのをわかって
トレードするのと、
無知のままトレードするのとでは、
上手にトレードできる確率が
違ってくると思います。
特にリスク管理面。

例えば、今日は荒れそうだから
枚数抑えようとかできますよね。

何度も言いますが、
世界情勢は大きな流れを作るもので、
今、この瞬間のトレードには関係ありません。

ただ、要人発言やサプライズニュース
指標などはがらっとチャートを
変える力があります。

しかし、どこでトレードしようか?
どの方向へトレードしようか?
という事を考えた時、
チャートの見えない部分での
影響はあると思います。

時代のパラダイムチェンジを感じ取る
という事は、大きなトレンドを捉える
という事です。

そして、ほんの少し先の未来の
シナリオを予想させてくれる
手がかりをくれます。

では、シャドーバンクの
お話をしていきましょう。

シャドーバンキングとは
銀行の帳簿に乗らない融資の取引です。

日本でもバブル絶頂期は、
銀行が個人にありえない位の金額を貸付け
バンバン土地とかビルとか建てさせてきましたが、
その結果は、皆さんよくご存知だと思います。
元々は、身の丈を無視した銀行の貸付が、
バブルの原因でした。

中国は、そのバブルを抑えようと、
銀行はこれ以上お金を貸しちゃいけないよ!
という制限をつけたので、
影でこそこそ抜け道を見つけて
ペーパーカンパニーに貸し付けたり
お金を回してきました。

元々金融システムが日本やアメリカのように
しっかりしていないので、
銀行融資ができない所を
影の銀行が補っている、という所もありますが・・・。
かなりのでたらめをやっているようなので、
一個倒れたら、ドミノ倒しになる可能性が高いです。

IMFの調査だと、その規模は約300兆円規模と
予想され、一時期世界最大の経済リスクと
言われていました。
あ、今回の規模は580億円です。

今回の焦点は
山西省の石炭会社の出した信託商品が
今日償還を迎える、という事が発覚し
騒ぎになりました。

山西省の石炭会社は一年前に
破産してるので、投資家は会社からは
お金を返してもらえません。

かと言って、誰が補填するの?
信託商品を売った銀行になるわけですが、
銀行は関与を認めたがらないので、
じゃ、誰が補填するのさ??
というお話になっていました。

しかし、直前でデフォルトは回避され、
発表では

「新たな投資家との合意」

がされたそうです。
新たな投資家って、誰だよ!?
とツッコミどころ満載ですが、
とりあえず回避ができて良かったです。
さすが中国ですね。

では、もしデフォルトしたら
どうなっていたか?
というと、

シャドーバンキングデフォルト

出資先の大手銀行も痛手を受ける。
結果、

●裏の金融システムが崩壊する事により、
 表の金融システムも無傷じゃすまない。

●これを引き金に、何とかショックが
 起こる可能性がある。

そして、これをきっかけに
ドミノ倒しに中国経済が傾くという事に
なると、相当額のお金の移動が起こります。

そうなってくると、
また円や金・債権などに注目が
集まると思ると思いますが、
今回のアルゼンチンの比でないほど
未曾有の事態になると思います。

最後になりましたが、
今日はバーナンキ議長、
最後のお勤めの日ですね。
今回のFOMCはほぼ、サプライズなく
予定通りの発言でした。

バーナンキさんと言えば、
私はあの美しいピカピカの頭が大好きでした。
そして、FRB議長のひと言で
思わぬ所で竜巻が起こる、という
勉強をさせていただきました。

後任のイエレンさんは
かわいらしい女性です。

これから彼女の両肩に
FRB議長の強大な権力と責任が
かかると思うと、純粋にオファーを
受けたことがすごいと思います。

私はもう今週グダグダでしたが、
皆さんも風邪には気をつけて!
ではではお役に立てたら、応援よろしくです^^

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