日銀金融緩和と、アメリカ中間選挙のお話

こんばんは!
ヒナです。

いやぁ、金曜日はまさかの
サプライズでしたね!

私はスタバで人と会う約束をしていて、
ピロリーン♪とFX会社のお知らせを聞き、

「おおぅ!!」

ソイラテを吹きました。

というわけで、私は格好良くデイトレ
ポジションを持ってませんでした笑

うまく乗れた方、おめでとうございます。

今日は、

●日銀金融緩和の影響とGPIF。
●アメリカ中間選挙。

この二つのポイントを考えて行こうと
思います。

●日銀金融緩和の影響とGPIF

ああ、このタイミングできたんだ。。。

黒田さん狙ってきたな!と
思ったのですが、蓋を開けてみたら、
賛成5の反対4という僅差で決まったらしいですね。

という事は、戦略的に前から決めて
根回ししたのではなく、バタバタで決めたのか?
という感じも否めません。

ただ、米国のQE終了と合わせての
今回の日銀の発表。

もう、光と影。
くっきりと方向性がでましたね。

QE終了だけでは、
「ドルが下がりにくくなった」
ですが、今回の日銀発表では、

「ドル高・円安に方向は傾きやすい」

そして、

「円は売られやすくなる」

という方向が出てきます。

ただ、短期でばーーーっと上げてきているので、
ちょっとしたきっかけがガス抜きになるかも
しれません。

ここからの押しに行く動きのショートだったら、
ドル円を狙うよりも、
ユーロ円や、ポンド円などを
ユロドルやポンドルを見ながら狙っていく方が
良いかと思います。

ただ、メジャートレンドは、
円安に向かうと思いますので、わかった上で
戦略を立てて行きましょう。

この、「わかった上」
というのがすごく大事ですし、
トレードに入る前意識すると、
ちゃんと危機意識が働くと思います。

では、軽く今回の発表を振り返ってみましょう。
今回報道されている内容は、3がキーワードになっています。

資金供給量    80兆円に拡大
長期国債増加額  30兆円
国債の残存期間  最大で3年拡大
ETFとREITの購入量  3倍

ポイントは長期国債の30兆円です。

これって、同じ日に発表されたGPIFの
投資計画の内、国債→株式に
振り分ける30兆円と同額です。

(GPIFとは厚生年金と国民年金の
管理運用を行う独立法人。
私たちが納めた年金を増やすために
投資して運営しましょうという機関です)

つまり、どういう事かというと、
GPIFが減らした分の国債を日銀が買い
GPIFは株式を買っていく。
今回発表された株式の比率は

国内25%(現在17・26%)
海外25%(現在15・28%)

で、海外市場への投資率が
高い事から、喜ぶのは海外マーケットですよね。

正直、私はGPIFに対しては微妙な気持ちです。
というか、嫌な予感しかしないのですが。
今から、買っていく訳ですよね・・・。
円が安くなっていく状態で、外国株を。

前身の旧年金福祉事業団は、15年運用してて、
一兆7000億の累積損失を出して停止してますし、
111兆円といわれているGPIFの図体はでかいです。

図体が大きくなればなるほど、
機動力は落ちますし、よっぽどうまくやらないと、
前回の二の舞になってしまいます。

バッチリ年金払っている身としては、
ちゃんと運用して欲しいですね・・・。

●アメリカ中間選挙

さて。ボラが高くなってきた今、
やはり景気回復関係の米国指標が
大きくドル円に影響してきます。

月曜のIMS製造業景気指数なんかも
そうですよね。

主に労働市場関係の指標が
大きく影響してくると思いますので、
週末のクライマックス、雇用統計に向けて
注意が必要だと思います。

そして、今日11月4日は、

●中間選挙
●アリババの決算

があります。
アリババの決算は為替に対する影響は
あまりないかもしれませんが、
インパクトのある内容だったら
米国市場を通して影響あるかもしれません。

そして、中間選挙。
今後の米国のスタンスを占うのに
今回の選挙は重要になってきます。

ざっと、どういう仕組みなのか?
というと、

下院議員(任期2年)435議席
上院議員(任期6年)100議席の三分の一に当たる36議席

50州中、36の州知事選挙も行われます。

2010年の中間選挙では
オバマケア・失業率の高止まり・財政赤字などの不満から
ティーパーティと呼ばれる「小さな政府」を主張する人たちが大量当選。
共和党が下院の過半数獲得で、ねじれ国会となりました。
決められない政権となってしまった、最初の一歩ですね。
その結果・・・
オバマさんのやることなすことケチつけて
予算不成立に追い込み、去年の10月、
政府機関が16日に渡り、閉鎖されました。

この時、まさかアメリカデフォルト!?
というニュースが流れたのは記憶に新しい所です。

で、今回そのティーパーティの人たちはどうなったか?
というと、やりすぎにしっぺ返しをくらった感じになり、春から行われている予備選挙では、
一人残してみんな落ちています。

 ただ、ティーパーティと同じような思想を持つ、
自由至上主義者(リバタリアン)の人気は未だ健在で、
ランド・ポール議員など、スター議員もいます。

で、今回の選挙ですが、現在共和党が有利。
との見方が多数です。

なぜかというと、
オバマ政権の支持率は、現在約40%。
これをヤバイと思った民主党議員が

「自分はオバマ派じゃないよ!!」

銃規制を目指しているのに、銃を撃つCMを作ったりする議員も現れ、
アピールを必死でしていたりしています。

上院・下院が共和党になったとしても、
オバマさんは国民が選んだ大統領なので、
辞任する必要はありません。

共和党は上院下院で法案を通せますが、
大統領には拒否権というものがあるので、
ちゃんと成立するには、相当な駆け引きも必要です。

ねじれた状態は変わりなく、2016年の大統領選まで
政治が低迷する可能性もあります。
どうなることやら、結果を見守っていきましょう^^
ではでは、今日はここまでです。

中間選挙の結果いかんでは、
為替にも影響があるので、注意して下さいね。

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