人は人、自分は自分

私はありとあらゆる失敗を経験してきましたが、

「人と自分を比べてしまう」

という悪い癖もありました。

あの人はこんなに取れてるのに、
自分は・・・!!!

なんて私はダメ人間なのだろう・・・!
バーカバーカ!

と、ちゃんと自分のトレードができているのにも関わらず、
劣等感から自分を責め出すんです。

今はもう、トレードにあまり感情を持たなくなったので、
克服したと言えますが
何か、トレードって必要以上に自分を責めるんですよね。

自分はネガティブな方じゃないと思っていたのにも
関わらず、今まで想像もつかなかったような
辛辣な言葉とか、急所を突くような言葉とか
バリバリ出るんですよ。。。

こんな時、効果的なのは瞑想とかだったりするのですが
この話は、別の機会に・・・!

今日は人と比べることの弊害
についてお話したいと思います。

円安円安と連日ニュースは大騒ぎですが、
このニュースって、大衆の心理を煽り立てます。

このようにニュースでも過熱されると

よくわからないけど、とりあえず
円売りのポジションを
取っておこう!

ポジション取っておかないと、
置いてかれる!!!

と思う人が続出します。

そして、ブログとか見ていても、
儲かりました!
今までにないプラスです!!!

という記事とか読んで、
更に焦ります。

ますます、
置いていかれる気分になります。

ここで一番やってはいけない行動は、
ただ、爆裂にドルが上がっている!
というニュースや世間の雰囲気だけで
取引してしまうことです。

実はこういう人って、たくさんいます。
私も無駄に相場経験が長いのですが、
そういう人って、

ストップ置かなかったりするんですよ。

キャリートレード時代って
まさにそんな人がたくさんいて、
結構な人が沈みました。

今回はこれだけの急騰劇で乗れた人は
少ないと思うのですが、
何も計画も武器も持たずに、
慌ててポジションを取るという事は、

カモがネギをしょって
鍋に昆布と出汁を入れて
包丁を置いて正座しているようなものです。

ですから、ここで1段階
レベルを上げて、今の相場を見てみましょう。

私たちがやらなければならない行動は
踊っている大衆を高みから見物する事です。

踊っている人を、鷹の目で見て、
自分の行動を決めていく事。

決して、一緒には踊らないことです。

焦る事なんて、一つもありません。

私はもうかれこれ10年間も
色々な相場環境を見てきていますが、
一番美味しい所を逃したからって、

チャンスは
一度だけではありません。

チャンスは何度でも訪れます。
だから、今大きな波に乗り遅れた~~~!!!

という人。
いいじゃないですか、
チャンスを逃したって。

通貨というシステムがなくなるまで
相場は続いています。

生き残ることさえできれば、
ずっとトレードできます。

焦って悔しい気持ちをギュッと我慢して、
淡々と、いつもの、

自分が正しいと思う
トレードを繰り返す。

こんな相場だからこそ、
自分を貫き通す事が
めちゃめちゃ大事だと思います。

人は人。
自分は自分です。

大事なのは、
自分と相場様の距離の取り方。

世間の雰囲気だけで
踊らない事。

雑音をシャットアウトして、
こんな時こそ
自分を磨きましょう^^

OK!俯瞰してみる!と思ったら、応援よろしくです^^

 

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