こんばんは、ヒナです。
雇用統計はドルは硬いなぁという雰囲気が
掴めた感じですね。
瞬間的なボラは出ましたが、その後の展開は
おとなしかったですね。
雇用統計前の欧州市場の方がいい感じでした。
ボラが少ないので、せっかく雇用統計後に出た
綺麗な三角収束でも微妙な感じ。
やっぱり、トレードはボラボラですね。。。
ただクロス円だけではなく、ドルは
他通貨に対しても底堅い印象なので、
今月の方向性はうっすら定まった感じがします。
毎月、雇用統計を通過すると、相場の空気は
ほっとする感じがするんですよね。
さて、今日はトレード本以外で良い本あったら紹介して下さい!
という質問を度々受けるので、一冊紹介したいと思います。
私は本が好きです。
ネットの情報は煩雑ですが、
一冊の本は著者との対話ができるという点では
優れたツールだと思います。
私は常に3冊の本を持ち歩いているようにしてるのですが、
それを見た友人が、タブレットに電子書籍を入れれば楽だよ~
と言われ、試してみたのですが、全然内容が頭に残らないんですよ。
これは私の頭の悪さもあるのかもしれませんが、
結局、今でも重い本を持ち運んでいます。
紙媒体でページの角を折ったり、付箋つけたり、
ラインマーカーで線を引いたりするのが
何より楽しいんですよね。
特に昔はお金がなくて綺麗に読まざるえなかった、
数千円のトレード本にラインを引く瞬間なんて、
かなりの躊躇もありましたけど・・・今ではやっちゃってます。
みなさんは、本を買うとき、どのように選びますか?
Amazonとかを見ておすすめをクリックしますか?
それとも本屋さんをぶらぶらしますか?
参考までに私の場合は、
●読者さんから紹介されるもの。
●モーサテで紹介される、経営者が読んでいる
リーダーの栞というコーナーから。
●ビジネス誌・新聞などのコラムから。
●本屋さんで光り輝いている本。
●人からの紹介(誰かに会うと、いい本がないか、必ず聞く)
●ネットの情報
という感じです。
読みたい本とか必要な本、
というのは光り輝いて見えるんですよね。
今回紹介する本も、そんな本です。
勇気という形のないもの本気で研究している人がいる、
というのも驚きですが、本来人が持っている筈の勇気を
必要な場面で発揮できないのはどうしてだろう?
この本の中の勇気の定義は、
「困難に立ち向かう行動と意思」
です。
この本はトレードの本ではないのですが、
自分のトレード経験と置き換えてこの本を読んで頂きたいです。
著者は「ポジティブ心理学会界のインディ・ジョーンズ」と
呼ばれている人で、エピソードが半端なくヤバイ。
マサイ族の調査をするために、
焼いた鉄の棒を体に押し当てらえたりとか
スカイダイビングに挑戦したりします。
体を張った実体験に基づく論理なので、
学者さんの頭の中のお話とはレベルが違います。
特にエントリー恐怖症の人や、イマイチ行動を踏み込めない人、
などは参考になると思います。
私は普段から、「トレードはコントロールできる所は徹底して
コントロールする」という事を言い続けていますが、
自分の感情、特に「恐怖」という感情をコントロールするには
どうしたらいいのか?
トレードと恐怖は切っては切れない縁があり、
必ず向き合わなくてはならなくなる感情の一つです。
ロスカットする事も勇気が必要ですし、
エントリーする事も勇気が必要です。
そして、必要な時に必要な行動を取れるように、
自分の心を向かわせる事。
その為のヒント、行動論がこの本には詰まっています。
たとえば、恐怖そのものを利用する。
メルマガの方で私も書いてるトリガーとアンカーのテクニックも
紹介されていて、嬉しくなりました。
感じ方は人それぞれなので、主観が生じるので
詳しいことは伏せますが
この心理的なメカニズムを知り、
自分に照らし合わせると
自分がエントリー恐怖症の時にこの本と出会いたかったな。。。
と読了後思いました。
そして、勇気は生まれ持ったものではなく、学習できる。
という考えも新鮮でした。
機会があったら、ぜひ手をとって読んで見て下さい。