今週は、とある事情でノートレでした。
とある事情というのは、3.11なのですが、
毎年この時期になると、無力感に襲われます。
2011年の3月11日。
皆さんはどこにいましたか?
私は耳鼻科で花粉症の薬をもらった後、
父の店にいました。
大きな水槽があるのですけど、
その水がざっぱんざっぱん溢れて、
魚は暴れるし、海水が飛び散るし、
棚に並んだボトルのビンとか抑えてたのですが、
あまりの揺れに身の危険を感じ、
とりあえず、入り口を開けようと
引き戸を開けたら、
ごおおおおおおっと
地鳴りの音が聞こえて
電柱がぶるんぶるん、
ゴムのように揺れているのに唖然としました。
何か、ただならぬ事態
というだけが理解できました。
知り合いのスナックのママが、
外で腰を抜かしていたので
急いで起こして、安全と思われる場所に連れて行ったり
余震が続いている中、
「むむさん(オカメインコ)終わった。。。」
と半分あきらめながら、
ものすごい勢いでバイクを走らせて
家に帰って安否を確認したり・・・。
(鳥は無事でした。
恐怖のあまり、ボーリングのピンみたい
に細くなってましたが^^;)
その時、トレード事が頭に少しだけありました。
そして、どのようにポジションを取れば
利益が出るかはわかっていましたが、
行動出来ませんでした。
今あの時と同じ状態になったら
私はどうするだろう?
と時々考える事があります。
利益を寄付すれば良いじゃん!
という意見も、もちろんアリだと
思いますが、やっぱりああいう時に
私は自国通貨は売れないです。
それが私の甘さだったり、
トレーダーとしての欠点
かもしれません。
私は自分が被災した訳でもなく、
東北や福島出身の友達がたくさんいます。
私の友人たちは、東京の方に住んでいるので
みんな無事でしたが、友人の友達という範囲に広がると、
亡くなられている方達がものすごくいらっしゃいます。
読者さんにも被災している方もいらっしゃって、
どのように声をかけたら良いのか、
未だに迷っています。
そんな中で、自分には何ができるのか?
金銭的な面では税金はもちろん、寄付もしていますが、
正直、寄付をした機関が困っている人に
正しく使われているのかどうか、わかりません。
でも、このような情報発信は
ストレートに届きます。
私にできることは
今まで得た知識の塊を綴っていく事
それが全てですので、改めてよろしくお願いします。