こんにちは、ヒナです。
ずいぶん暖かくなってきましたね^^
ここ数年毎年の事ですが、暖かくなってくると、
むむさん(オカメインコ)にやられてます。
先程も首を噛まれました。
洗濯物で遊んでたのを穴開けられる~と
タンスにしまったの原因ですが、
すぐ怒るんですよ。
パーカー、冬物なのでしまいたいけど、
これがないと、むむさんをお部屋(鳥小屋)に入れる時、
自分の首が流血沙汰になるので、
しまうにしまえないんですよね~。
どうしてこんな鳥になってしまったのか・・・。
可愛い時は可愛いんですが、意地悪な時は
とことん意地悪、という相変わらず、
メリハリの効いた鳥です。
さて、週明けから欧州・NYは休場であまり
目立った動きはありませんでした。
気になるニュースとしては、
欧州議会選挙の結果、
極右政党が票を伸ばした事です。
ヨーロッパ議会選挙とは、
全751議席あり、加盟国ごとに人口比率により、
議席が割り当てられています。
有権者は約4億人のビック選挙です。
選挙は5年毎に行われます。
今回の選挙結果ですが、
「ヨーロッパ人民党」と「社会民主進歩同盟」が
過半数を占めるのは変わりないですが
内部構造に今までにない大きな変化がありました。
まず、フランスの極右政党「国民戦線」が
国内トップの票を集めました。
イギリスでは、EU脱退を唱える英国独立党(UKIP)や
オーストリア、デンマークなど各国で、
EU統合に懐疑的な勢力が支持を伸ばしています。
この事から何が伺えるかというと、
自分の国が大変なのに、
他の国なんか助けてられない
自分の国の為だけ頑張ればいいじゃないか
という心理です。
失業率は過去最悪で、みんな働く所がない、
景気も悪いのはEUに入ってるからだ、
と不満に思う人の受け皿が、極右勢力です。
ユーロ加盟国の問題点として、
自国の景気が悪くなった時にセオリーとして
取れる政策
●財政政策(ケインズ政策が主)
(公共事業をバンバンやったりして、
政府が仕事を作って景気を刺激する)
●金融政策
(お金をたくさん刷って、お金の循環を良くする、
金利を下げて、お金を借りやすくしてあげる)
アベノミクスやQEなど。
の内、財政政策しかできない欠点があります。
後は、苦肉の策として、緊縮政策、
年金や公務員の賃金カットなどで、
国が支出するお金を減らす、などもありますが、
先日ポルトガルで警察が賃金カットで貧困が起こる、
というデモもありましたが、これで景気が良くなる訳がありません。
(公務員が貰い過ぎてる国は別ですが)
で、ユーロの鎖と言われてるものは、
金融政策ができないため、
どんなに景気が悪くても、自分の国の判断で
お金を借りやすくしてあげたりできません。
じゃ、誰が金利を決めるのかは、
皆さんご存知の通り、
全部、ECB欧州銀行が決めます。
たとえば、ポルトガルの景気が悪くて
国内の中小企業が資金繰りに困っていても、
ドイツは経済が好調だから、別に金利を下げて
お金を借りやすくする必要はないよね。
という事になります。
ユーロに加盟すればメリットもありますが、
最近ではデメリットも目立ちます。
全てが等しく景気が良ければ何も
問題はありませんが、不景気になってくると
様々な歪みが出てきます。
というか、景気が悪くなり、
その時大変な国が出た場合のガイダンスが
ちゃんと決められてないため、
ユーロ内での格差が起きるのだと思います。
そうならない為にユーロ加盟の審査は
厳しいと言われてますが、
ギリシャはユーロに入りたい為に
おもいっきり粉飾してましたし、
それがまかり通ってしまったのもユーロです。
そして脱退のガイダンスもないために、
大変な事になりました。
今回の欧州議会選挙の結果は
そんなシステムに疑問を抱く国民の
意志が反映された選挙だったと思います。
そして、次の5年後の選挙、
EUはどうなっているのか?
よく考えられたシステムが登場して
今の形を保ち続けられるか?
それとも、鎖は断ち切られ、
バラバラになるのか?
為替とも密接に関わる出来事なので
注目したいと思います。
そして本日は
22時30分からのドラギECB総裁の発言ですね。
こちらも要チェックです。
ドル円なんかは、長期ではレンジですが、
日足レベルですと
直近、下降チャネルに戻り継続か?
又は三角収束の上抜けと見るのか?
逆三尊になるのか?
それとも、押しを作って上昇か?
あと、200MAがサポートに入ってるなど、
色々な事が考えられます。
三角収束上抜けでしたら、21MAも超えてきてますし、
今日・明日あたり大きく動く可能性がありますね。
ではでは今日はここまでです。
ぽちっとして頂けたらモチベーションが上がります^^