こんばんは、ヒナです。
先週のスコットランド選挙は思ったよりも
大きく報道で取り上げられていて
注目の高さが伺えました。
もし、今回賛成になってしまったら、
英国内に国境ができてしまうので、
他国とのパワーバランスが崩れ、
世界のルールが書き換わってしまう、
そんな可能性があった重大な選挙だったと思います。
通貨や基地などの問題も含め、
その混乱に乗じて、「他国」が付け入る隙まで
与えてしまいます。
まして今回は、枯渇しかけているとはいえ、
北海油田の権利はどうするの?
などなど、取らぬたぬきの皮算用的な
見通しが多かった印象でした。
独立後の権利主張は、火種となるリスクが高く、
本来争う必要のなかった人たちが憎しみ合う
結果になってしまうのは、悲しく思います。
独立という言葉は耳障りの良い言葉で、
閉塞感がある世界では、強い希望となると思いますが、
しっかりとした見通しと、その希望と引き換えにした
死なない程度に計算された痛みを引き受ける覚悟が
なければ、難しい事だと思います。
スペインのカタルーニャ地方・アンダルシア地方など、
同じ問題を抱える地域は多いので、
これらがトピックスに上がってきたらまた
同様のリスク要因となるので、チェックしていきたいです.
さてさて、これで大きなイベントは通過し、
●ウクライナやISISなどの地政学リスク、
●要人発言や経済指標など金融的な視点
に為替の動きは連動していくと思いますが、
今年のわかっている予定としては、
アメリカの中間選挙が11月4日にあるという事です。
また近くなったら、情報も錯綜し、
入り乱れてくると思いますが、
このブログでも要点をまとめながらお伝えしていくので
楽しみにしておいてくださいね。
では、本日のお題
「仕切りなおす力」について
ちょっとお話していきたいと思います。
トレードは、頑張ったからと言って、
よほど才能やラッキーがない限り、
すぐに簡単にがっつり稼げる、というものではないです。
それだったら、アルバイト行って、
時間を切り売りしたら間違いなく時給で
お金は稼げますし、
「頑張っただけ稼げる」
という性質のお金を得る手段ではないと思います。
頑張っただけ稼げるどころか、
逆にお金を払う事もしばしばありますしね^^;
そこで、私のこれまでのブログやメルマガを
読んでくれている人はまたかよ~!と思うかもですが、
トレードで学ぶ
「心構えの段階」
でポイントがズレていると、
相当遠回りする可能性があります。
私はここに気が付かなくて
長年、お金が欲しい!稼げるようになりたい!
と目を\\\\にして頑張ってきましが、
お金に焦点を当てて頑張ると、
トレードではお金が逃げていきます。
なぜなら、
「技術や軸のない所に、お金は留まれない」
からです。
そもそも、
「トレードを頑張る」
とはどういう事でしょうか?
当時の私にとっては
「トレードを頑張る=どんなに損してもトレードを続ける事」
でした。それは
「毎日、どんなに損しても
その損失から学べばいい。
あきらめたらそこで終わりだ!」
という考えです。
一見。正しいように見えますが、
もっと大事な事がすっぽり抜けています。
それは何でしょう?
・
・
・
・
●トレード前に考える事
●決めなければいけない事
これらが抜けていました。
では、これらは言葉を変えると
どんな言葉になるでしょう?
人それぞれの言葉が出てくると思いますが、
私は
「軸と戦略」
です。
これはもう2年も前から言い続けている事であり、
これからも言い続けると思います。
これがないと、降ってくるお金に
網のない輪っかを振り回してるようなものです。
まず、これらが抜けていると、
いくらトレード検証をしたとしても、
深い所まで降りていけません。
トレード日記を書いていたとしても、
上滑りだけして、なかなか問題の本質を掴めず、
毎回同じことをしてしまう。
そして、何が原因だかわからず、
ただお金だけを無くしてしまいます。
最初に軸と戦略を決め、
トレード日記を書いていくと
その軸と戦略が
「自分と今の相場にマッチしているのか?」
という事がわかってきます。
例えば、相場が動き出して、ボラが出てきた場面では、
狙える値幅が多くなる反面、ストップ幅が広くなる事を
覚悟の上でトレードを組み立てたり、
レンジになってボラが縮小してく場面では、
ストップをタイトに変化させる。(戦略)
その戦略は、自分の許容リスクに
見合ったものなのか?(軸)
きちんとガイドラインを考えて、
持つことです。
で、ここで大事なのは、
トレードが上手く行かなくて、
閉塞感で苦しくて仕方ない・・・と感じたら
「仕切りなおす」
事です。
私もこれまで何度も何度も
自分のトレード戦略を仕切りなおしてきました。
上記のトレードを闇雲に頑張っていた時期なんか、
もう損切りの連続で、とにかく利益が出せない。
毎日めちゃめちゃ苦しかった。
あまりにも苦しかったので、
一旦、トレードを中止して一週間休んでみました。
その間、トレードの本を読んだり、
勉強し直して、ちょっとリアルトレードから離れてみたのです。
そうすると、すごく楽になりました。
楽になると、気持ちに余裕が出てきて、
アイディアが出てきます。
そして翌週からそのアイディアを試す。
でも、上手くいかない。
でも、上手く行った所もあった。
「仕切り直し」を意識する度に、
私は許容損失をちゃんと決めるなどの、
リスク管理を学んできました。
トレード後の検証も大事だけど、
それ以前の問題。
トレード前に意識するべき事を
ちゃんと自分で組み立てる事の大事さも、
この仕切り直しを何度か繰り返す内に
気が付きました。
この仕切り直しの期間は、
私の場合、一週間単位。
一ヶ月単位など
この週は勉強
この月は勉強と自分のルールを見直し
などテーマを決めて相場を離れました。
仕切りなおすシグナルは、
自分のトレードに閉塞感を感じたら。
何か噛み合ってないな~と思ったら、
ちょっと相場を離れてみる。
こういう時の勘って意外と良く当たります。
なぜなら、自分が複眼的ではなく、
視界が狭まり、近視眼になってる事が多いです。
主観と客観。
相場も自分も、時には一歩引いてみる事を
意識してみて下さい。
ではでは今日はここまでです。
お役に立てたら、お帰り前の
ワンポチよろしくです^^