中国はブレない

こんにちは、ヒナです。

実は以前からヤフーに
ラブコールを送ってたのですが、
この度、当サイトがヤフーカテゴリに
登録されました!

あ、ヤフーカテゴリーとは、
ヤフーに登録されるサイトなのですが、
やたら審査が厳しい事で有名です。

ヤフーの人が直接見に来て
サイトの内容をチェックし
有益なサイトかどうかを判断します。

有料のものあり(有料だからといって
必ずしも通らないところがミソです)
そっちは審査が早いのですが、
私は無料申請をコツコツしていたので
先日、登録通知が来た時は何度も目をこすりました。
こういうのって、励みになりますよね^^

ここまでサイトを作り込めたのも
皆さんの励ましや、フィードバックが
あってこそです。

本当に、いつもありがとうございます。

気持ちを新たに
内容の濃いサイトを目指して
これからも続けていきたいと思います。

では、先週の振り返りです。

先週末のアマゾンの決算悪かったですね~。
損益は一億2600万ドルの赤字。
全体的に、物流倉庫や商品開発の投資コストが
かさみ、減益になったと言われています。

アマゾンは便利で私もよく使いますが、
やはり、送料無料というのが一番の魅力です。

しかし、物流会社から見ると、
無理無理な要求をされることが多いようで、
佐川急便は今後一切アマゾンの荷物なんて
運ばないよ!とブチ切れてしまいました。

現在はヤマトさんや、
先日郵便局の人も届けに来てくれ
軽くびっくりしました。

さて、その他の気になる米企業の決算ですが、
VISAも見通しが悪く、株価ベースでは3.6%の下落。

で、その影響でダウも
123.23ドル(0.7%)下げて16960.57ドルで
先週は引けました。

ここ最近は、ダウの調子も良いように
見えますがチャートを見ると、
微妙に上げつかえのような気がします。

で、週足終値ベースで17000ドル割っちゃった事に
意味があるのではないか?
という所で軽く取り上げてみました。
来週の動きには注目です。

そして、ここからは
中国の話をしたいと思います。

中国は

「ブレない国」

だと私は思っています。

長期の戦略をしっかりと持っているため、
誰がトップになっても
粛々と自国勢力拡大行動をとり続ける。

こういう国は強い、
とつくづく思います。

先日発表された6月までの中国の米国債購入額は、
1兆3160億ドルとなりました。
ちなみに、日本は1兆1100億ドルです。

少し前に、米国長期金利が上がらないけど
アメリカが自作自演してるんじゃ??

という意見があり紹介しましたが
米国債を買っていたのは中国だったんじゃない?
という見方が最近では有力なようです。

で、世界を見ると中国と日本が競い合って、
米国債を買っているわけですが
中国には米国債を買わざる得ない理由があります。

中国は言わずと知れた、
世界の工場です。

人海戦術で大量のモノを作って
輸出して景気を良くしてきました。

しかし、この現状を維持するために必要なのは
自国通貨が安くなければなりません。
元安ですね。

ぶちゃけ安いから
多少の健康被害とか
多少の衛生管理とか
目をつぶっても取引するか・・・という所は
あると思います。

しかし、元が高くなって、
安さという唯一のセールスポイントが
なくなったら一番ヤバイ、という事を
中国自身もしっかりわかっています。

ですから、元を安くする事に全力を
尽くしています。
ではどうするのかというと、

「人民元売り→ドル買い→米国債購入」

という流れになりますが、
これをアメリカ側から見ると、

「米国債購入(他国が)→金利低下→
住宅ローンなどの金利も下がり買いやすくなる→
不動産市場良くなる→景気拡大」

という感じになる確率が高くなり、
米国にとっては嬉しい悲鳴ですが、
ここまで額が大きくなってくると懸念が出てきます。

「買ったものは、売ることができる」

という当たり前の原理です。

中国が何らかの意図で米国債を売り払うと、
債券市場は大混乱になる見方がありますし、
世界一の米国債債権国になった中国は、
何らかの影響力を行使するかもしれません。

そして中国は虎視眈々と
元の影響力を強めています。

元建て決済は国際金融取引の1.4%を占め、
ここ一年で2倍以上の規模になっています。

貿易決済を見ると、
全体の8%が元建て決済。
これはアメリカに次いで第2位で
ユーロも円も抜かれちゃってます。

この背景には、元建て決済を
4倍に増やしたカラクリがあります。

中国企業が米企業と取引する際、
ドル建てよりも元建て決済にすると、
価格を優遇するよ~!

という地道な交渉の結果が
最近になって出てきたとの見方があります。

そして、極めつけは、
BRICsアジア開発銀行の設立でしょう。

これは今月7月上旬にニュースとなり、
驚いた方も多いと思います。

今回、開発銀行に参加する国は

ブラジル
ロシア
インド
中国
南アフリカ

の5カ国です。
本部は上海に置かれます。

この事から中国が中心となっているのが
わかりますし、ひょっとすると元による融資を
めちゃめちゃ広めてアジアにおいて、
経済世界での影響力を強めようという狙いが
見える気がします。
この開発銀行の目的は

「アジアのインフラを整える事」

ですからね。
この融資の基軸となる通貨の割合が
どうなるかで、今後の世界経済も
変わってくると思います。

現在、貧困国に融資する機関として
世界銀行とIMFがありますが、
純粋にその国を想っての融資だけではなく、
利権が絡むととんでもない事になります。

悪い事をしようと思えば、
いくらでもできちゃう立場になりますからね^^;

ではでは今日はこの辺で!
お役に立てたら、ぽちっと下さいませ^^

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