トレード手法の軸

こんにちは、ヒナです。
ブログ見ていただければドーンと書いてあると思うので
おわかりだと思うのですが、
私はメルマガをまったりとやっています。

その中で、トレードに対するフレームワークの
アウトプットをしているのですが今日はその
メルマガ内でお配りしたレポートの補足をしたいと思います。

以前にも私は手法は大事だけど、重視はしない、
というスタンスを書いているのですが、
大事なのは

結果(どこで入るか?などの手法的考え)よりも、
そこに至るプロセスを自分で考える事。

それが一番大事だと思って、
メルマガ、ブログを配信してきました。

これは本当に受けが悪いのですが、
ずっと書き続けて一番多くもらったお便りは、
損失が減った報告です。

このような報告を頂くと、
めちゃめちゃ嬉しくなります。
損失が減る=自分のトレードをコントロールできつつある、
という証拠だからです。

多くの人はまず、利益を得たいと思って
トレードに取り組みますが、
自分ができることをすっかり忘れて、
どうにもならない要素に力を注ごうとしています。

どうにもならない要素とは、
利益を得る、という事です。

自分が30Pそこまで取りたい!
と思っていても、じゃそこまで伸びるのか?
というのは、相場しかわかりません。

私たちが考えられるのは、
この相場が30P伸びるトレンドかどうか?
その値幅を取れるだけのボラがあるかどうか?

その可能性や確率を測ることだと思います。
私の手法は単純で、

押しや戻りをラインやパターン、
そして移動平均線を見て、
エントリーしていこう、というものです。
手法は単純ですが、そのプロセスになってくると、
若干複雑になってきます。

そのエントリーポイントを割り出すまでに、
確率やシナリオを考えたりするので、
単純にここでエントリーしました、ここで出ました。
というのは、あまり参考にならないので、
ポジショントークは、参考になるプロセスが
あった時にしか書かないようにしています。

先日金曜日の記事は、
ECBの発言後のチャートを意識して頂きたくて書きました。
ちょっと今回は、その補足として、
実際のトレードとどう関係があったのかを書いていきたいと思います。

私のトレードの軸は、トレード前の準備、
トレード計画を立てる事です。

私の考えるトレード計画は、枚数や入口・出口を事前に決めて、
シナリオを複数考え、そこに相場が来た時に
トレードできるように構える事です。

ですから、インジゲーターは私にとって、
要素の一つでしかありません。

では、実際のチャートを見て、
先日のトレードを振り返って見ます。

まず、4時間足。
毛抜き足が出ていて
同じレベルで下げ止まってますね。

 キャプチャ

次に1時間足は画像を用意しなかったのですが、
綺麗にレンジとなっていました。
さて、5分足です。

やはり、注目は上値抵抗線と、下値抵抗線です。
ここを抜ければトレンドが出るので、
3つのシナリオを立てます。

ユロ円シナリオ

ざっくり書くとこんな感じですが、
この通りには綺麗にならないのは当然なので、
あたりをつける、という感じですね。

キャプチャ2

さて、実際のトレードです。
4時間や一時間の動きを見ていて、

●140.50のレジスタンスは強いと思ってたので、 
 若干上げが有利。

●しかしECBの金融緩和の時期発言に対しての圧力もあり、
 伸びが悪いかも確率。

●短いタームで細かく取っていこう。

と決意はしたものの、結構な値幅で下げてたので、
戻し期待も半々ありました。

ですが、元々私は5分の波を取れればいいや的な考えなので、
若干いつもより警戒心を持ちました。

エントリーは、サポートから跳ね返ってきた所で
入っていき、140.50割ったら全部投げ。

決済は、

●ダブルトップ形成かも
●直近高値を越えられなかった。
●10MA割ってきた。

ので、あっさりと利確。

シナリオを立てる事、というのは、
私の中で軸となる部分です。

これがあると、想定外がかなり減ってきます。
よろしかったら、参考になさってください。

トレードをすることでお金を頂き続ける、
という事は、決して簡単なことではないと思います。

相場と向き合う事も必要ですし、
自分と向き合う事も必要です。

一見簡単に見えることでも、
そこに至るまでの思考の流れは、
その人の学んだ情報ストック(引き出し)から、
にじみ出た物が判断力や直感力になるものだと
思います。

簡単じゃないけど、トレードを学ぶことが楽しいかどうか、
簡単だと思ってトレードをすればするほど、
お金はなくなっていきます。

現に私もそうでした。

ですから、トレードを上手になるため、
学ぶことにフォーカスして、トレードそのものを楽しみましょう^^

あ、ちなみにチャートは
長期足(日足・4時間)は日足5本のfxpro、
短期足は、FXTFのMT4を使っています。

ではでは、お役に立てましたらぽちっとよろしくです。

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