FXで強い通貨を探す3のポイント その1 相関・逆相関を利用する

こんばんは、ボロボロのヒナです。

いや~今週は父の引越で自分のスケジュールが
めちゃめちゃになりました^^;
近年稀に見る破壊力で全身筋肉痛の、
大ダメージです。

ゴミ袋50袋以上のゴミと、
トラック1台分の粗大ごみ。
何というか。。。これだけよくあったな~と
思います。

あ、私のものは殆ど無いですよ^^:
父と妹のです。
壮大なる断捨離でしたね。。。

ニュースチェックはしていたものの、
一日10時間くらい、掃除と粗大ごみの整理と
諸々の手配に追われてたので、
自分が掃除屋になった心地でした。

ほとんどトレードできなかったので、
来週から徐々に調子を戻していこうと思います。

さてさて、今日は
ツアー参加者さんからのお便りですが、
これはしっかりと覚えて欲しいと
個人的に思う事なので、こちらのメルマガでも
シェアしたいと思います。

◆質問
10/1のGBPJPYの長期間スクイーズからの
エクスパンションがありました。

クロス円通貨はドル円と、対象通貨の(この場合はポンド)
ドル絡みのペアのレートから決まるというお話でしたが、
この日のGBPJPYレートは、厳密にはそれらの相関の原理が
崩れた動きになっているように見えます。

ある程度の相関のズレみたいなのはあると認識して良いのでしょうか?
それとも出来高も関係しているのでしょうか?

このへんの理屈が曖昧で、
クロス円についてテクニカルに頼ってよいものか、
相関通貨の動きに頼って良いものか、
優先の判断思考が定まらず、トレードに迷いが出てい
ます。

メルマガでもよいので、
クロス円の相関について詳細の解説があると有難いです。
(既にブログにでてたらスミマセン)

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Tさん、ありがとうございます!
お子さんのジオン軍のコスプレ、最高でした^^
(子供用のジオン軍の軍服あるんですね~すごい)

今日のポイントは3つ

1 相関は絶対ではない。

2 通貨の値段が決まる仕組みを知る。

3 じゃあ、どう利用するの?
  実践での考え方

を説明していきたいと思います。
長くなってしまったら、3は明日に回します。

 

●1 相関は絶対ではない。

リスクヘッジの手法の一つとして、
逆相関の通貨ペアをトレードしていく、
という考え方があります。

逆相関とは、ある通貨ペアが上がっている時に
真逆の動きをする通貨ペアの組み合わせを言います。

たとえば、EURO/USDが上昇したら、
USD/CHFは下がる。

という具合です。

ユロドル逆相関

松井証券はよく更新されているのと、
ここはIMM先物ポジション推移も見られますので
便利です。
口座を開設しなくても見られますので、
ブックマークしておくのも良いと思います。

松居証券・通貨の相関・逆相関

このように二つのポジションを取り、
その金利差を狙って利益を出す、という
手法もあるのですが、一つここで落とし穴が。

「相場に絶対はない」

という事です。

相関は過去何日間という計算を元に相関係数が
割り出されるますから、その相場環境や、
世界経済などの様々な要因で

昨年まで逆相関だったのに、
今年は全く相関しない!

という事態は往々にして起こります。

この相関は絶対だ。

という考えに捕らわれ、
こだわってしまうと、トレードが
おかしくなってしまいます。

これはアノマリー的なものとして位置づけ、
リスク分散をする一つの方法として
留めておいて下さい。

計算式は複雑なので、相関・逆相関を意識するなら
上記のサイトや、チャートを重ねられる機能がある
チャートを使って、時々チェックしてみて下さい。

で、この相関・逆相関ですが、
アノマリーのようなものじゃ、
実践的に使えないの?

という疑問が出てきた方もいると思います。

実は、かなり使えます。
ここまでが通貨相関の表面的な部分ですので、
次のポイントから、深いところに踏み込んでいきます。

ここから先のテーマとして、

「弱い通貨を売って
 強い通貨を買う」

この戦略の視点から相関という仕組みを
見ていきましょう。

●ポイント2 仕組みを知り、つながる事を考える。

為替は通貨ペアで表示されている、
ある意味、シーソーゲームです。

ドルが買われれば、円が売られる。
円が買われれば、ドルが売られる。

その点が積み重なって、
チャートが作られていきます。

トレードは売る人がいて、買う人がいる、
基本的には需給で動きますが、
貿易や、国のファンダメンタル、
時には権力者の思惑や、地政学リスクで
動くなど、様々な要素が絡んできます。

その中には、

インパクトを与えるものがあれば、
さざ波に飲み込まれてしまうもの、
もしくは、表面にはでないものの、
火種となってくすぶっているもの、

様々ですが、

「全ての出来事、歴史はつながっている」

のと同じく、全ての通貨ペアも
必ずつながって、連動しています。

「私はドル円だけをやってるから、
他の通貨ペアは見ません!」

でも良いのですが、
そのドル円は、ユーロドルや
ポンドドルとつながり、
必ず需給の影響を受けています。

たとえば、欧州でまたポルトガルあたりに
財政悪化のニュースが流れた時、
ドラギさんが量的緩和が示唆した!なら
ユーロは売られ、ドルは買われます。

その際、このつながりを意識していたら、
たとえドル円しかやらなくても、
ドル上昇要素として、自信を持って
ロングエントリーできます。

最初は一つの通貨ペアを極めるまで
練習することはすごく良いことだと思います。

ただ、その練習の片隅にひっそりと
ユーロドルのチャートを置いておくだけで、
視野が二倍に広がる事を覚えておいて下さい。

ちなみに、ポンド円やユーロ円は
合成通貨ですので、
その値段の計算式は

ポンド円=ポンドドル×ドル円

となります。
単純にレートはこの計算式で決まるので、
ポンド円の値はこのように割り出されているので、
相関とは関係ないと思います。

実際にレートを計算してみると、
会社によって多少の誤差はあると思いますが
近い数字が出ます。

じゃ、クロス円のレートの決め方はわかったけど、
通貨の強弱はどう見たり、
利用するのさ??

とスッキリしないと思います。

・・・と思いましたが、
ちょっと長くなってしまいましたね。
今日はこの辺にしておきます。

お帰り前にぽちっと頂けたら嬉しいっす^^

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