レオ様のウルフ・オブ・ウォールストリート

こんにちは!
ヒナです。

ウクライナ情勢で市場は一時乱高下しましたが、
今朝のプーチン大統領の会見で、

「武力行使の可能性は消えた」

と発言したことで、一旦は抜いた剣を
納めた形になりました。


おそらく、緊張は続くと思いますが
インパクトは限定的なのではないのかな?
と思います。

ここで新たな展開があったら、
円買いでチャートがブレイクするかな?と
見ていましたが先のプーチンさんの発言後、
クロス円日足はレンジの範囲内で
反発しています。

ざっと今回のお話をおさらいしましょう。

ウクライナは複雑な歴史を持っています。
第二次世界大戦中に西部ウクライナは
ソビエトに併合され、反ロシア感情を持っています。
それを支援しているのが、EU+アメリカです。

自分の国なのに、ロシアと欧米諸国の
思惑で2つに割れている、ちぐはぐな国となっています。

話されている言葉も、西はウクライナ語。
問題である南東部のクリミア半島では、
ロシア語が話されています。

ただ、どちらの国にとってウクライナは
重要な位置を占めるか?というと、
間違いなく、ロシアです。

クリミア半島にはロシアの海軍基地があり、
ロシアから欧州へ輸出する天然ガスの
パイプラインの80%がウクライナ国内を
経由しています。

そして今回の火種の元々が、
世界トップクラスと言われる、
ウクライナ政府の腐敗です。

前大統領ヤヌコビッチ氏が
ヨーロッパ諸国から多額のユーロの援助を得て、
自分のポッケにしまいこもうとしたのを見透かしされ、
欧州に援助を断られたのが始まりのようです。

断られた後、ロシアがじゃ、援助してやろう!
という事になり、いきなりロシアにシッポを振り始めました。

元々最初のデモは、それに
抗議したものだったようです。
元々は欧米諸国も関係ない、腐敗した政治への
抗議デモだったのが、大きくなっていったという事も
報じられています。

ウクライナ情勢に関しては今後も
トピックスに注目です。

先日、読者さんからウルフオブウォール・ストリート
面白かったですよ~!

というお便りを頂いていたので、
先日見に行ってきました。

レオ様見るの久しぶりだ~と思いつつ映画館に
行ったのですが、なぜかR18指定のマークが。

???

あれ?ウォール街で平凡な男が成り上がって行く、
サクセスストーリーじゃなかったっけ?

と???マークをたくさんつけながら、
映画を見ていたのですが、
あーー、何かすごいもの見ちゃったな、
という感じでした笑
会社で行われる宴が半端ないです。
ストリッパーとかバンバン呼んでもう、
カオスです。

色々と強烈なシーンがありますが、
これは株屋さんの視点が凝縮されて
喜劇になっているので、業者の思惑を考えると
面白いものが見えてきます。
例えば・・・新人ブローカー、レオ様に先輩が、

「儲かったら出金させるな!
なぜなら、それが現実になってしまうからだ」

「儲かったら、再投資させろ!
どんどん回して、俺達は手数料を稼ぐ」

「客を中毒にさせるんだ」

などなど、素敵な事をおっしゃっています。
市場で一番安全なのは、お客さんに売買させて
手数料を貰える立場の証券会社です。

要は、どうやってお客にリスクを取らせるか?

主人公は、相場を読む力云々なんかより、
セールスのテクニックを駆使してのし上がって行く所が
逆に意表を突かれて面白かったです。
最後には

「客の喉に株券突っ込め!!ウォォォォォォ!!!」

ですからね^^;
勢いがあって、3時間くらいでしたが
あっという間でした。
とにかく、レオ様がすごかったですね~!
やってることはもうアウト~でしょう・・・と思いながら
ドキドキでしたよ。。。

最初からヤク中でどうしようもないんですけど、
最後の方の薬が効き過ぎちゃって、
這いずりまわるシーンが凄まじかったです。
エクソシストか!とツッコミたくなりました。

機会があったら見て下さいね^^

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