正負のバランス

寒くなってきましたが、
皆さんは風邪とか大丈夫ですか?

うちは、むむさん(オカメインコ)が
もう、羽が生え変わる時期なので、
そこらじゅう羽と白い粉を撒き散らして歩くので
掃除機が手放せません。

一生懸命彼は毛づくろいして、
かっこいいオカメインコになろうとしているのですが、
どうみても、みすぼらしい鳥にしか見えません笑


さてさて、トレードの各要素には、
いい面も悪い面があるのですが、
その中でも一番、正負の法則が
はっきりしているのがボラティリティです。

トレーダーを殺すには
刃物はいらない、ボラを無くせ!
という言葉がある通り、
ボラはトレードにとって重要な要素の一つです。

以前にも書きましたが、

チャートにおけるボラは
縦の動きであり、力の強さです。

ですから縦軸の概念・値幅の概念と言われますが、
この幅が大きければ大きいほど、
大きく獲得ピプスが多くなり、
トレンドが出たと判断される時も
ボラティリティが拡大しなくては、
トレンドが出たとは言い難いです。
(もちろん、静かにちょっとづつ緩やかに
伸びていくトレンドもあります)

で、ボラが高いとどうして利益が取りやすいか?
というと、前にも書きましたが、

100ピプス動く中で、20P取るのと、
30ピプス動く中で20ピプス取るのとでは、

どちらがやりやすいか?
と言われたら、前者ですよね。

参加者が多く、値が動く相場環境では
時間も短時間で、さくっと取れる可能性が
高くなります。

だから、レンジだったら見るべきポイントは
そのレンジ幅がどのくらいのピプス幅か?
だったり、

もしそれが一時間のレンジだったら、
今、どこに値があるのか?

次のラインまでの余白は
どのくらいのピプスがあるのか?

きちんと把握する事が大事だと思います。

そして、ボラを見る上で注意することは、
ボラがなかったら、

「やらない」

という選択肢もあるという事です。

ボラが少ないから、細かく取って行こう!
という、相場環境に合った手法のスタイルも
もちろんアリですが、
自分はどうも、スキャルとか向いてないよ。。。
疲れるし。

という人は、ボラが出てくるまで待つ。
又は、やらない、という選択肢も持つこと。

というのが大事だと思います。
お手紙をもらっている中で、
やらない選択肢が抜けている方が多いです。
たとえば、

パソコンの前に座ったら、
チャート見ている時間がもったいない。
だから、つい優位性のないとわかっていても、
エントリーしちゃう。

という人が多いのですが、
これでは、ひどくなるとポジ病になるし、
真に狙ったエントリーとは言えません。

正直、チャート見てても、
エントリーチャンスがない時はないです。

そこを、自分の使った時間に執着して
無理にトレードをすると、稼ぐどころが
お金をどんどん失っていきます。

トレードって
そういう事もあるもんだ。

という、執着を手放す気持ちが
大事になってきます。

利益を出している人は、
やる時とやらない時のスイッチのオンオフ。
その切替が上手いです。

そして、ボラの事で注意しなくてはいけないのは、
いくらボラが出たら取りやすい、
とは言っても、

「自分の判断が間違っていたら」

損する方向も強くなる。

という事です。
ですから、ボラが出ると利益が出しやすくなる反面、
方向が違っていたら、損する金額も大きくなる、
という事です。

時々、ボラが高いと稼ぎやすい!って聞いたので
先物やってみたら、大損しました!!

というお便りを頂きますが、
ボラが逆に行くと被害も甚大になる、
という諸刃の剣だという事を
きちんと認識して下さいね。

ですから、本当に基本ですが、

「方向を測る・環境認識をがっちりする事」

が必要となってきますし、

ボラが高い時こそ、
相場様はどこに行こうとしているのか?

をきっちり考えていく事が大事だと思います。

ではでは、今日もお役に立てましたら、
応援よろしくです^^

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