ジム・ロジャーズの視点と選挙の話

こんにちは、ヒナです。

見事に風邪を引きました。
例のアレのおかげです。
理由は後述します。。。。

今日は

●選挙と金融政策と政治
●セミナーズフェスタの感想

の二本立てで行きたいと思います。


21日衆議院解散選挙が決まりました。
何だかもう

「はあ、そうですか」

としか言いようがありません。
選挙一回やるのに700億円かかると
言われてますし、その金額をかけてまでの
大義は今の状況ではないような気がします。

理由なんて後付でたくさん出てくるでしょうし、
ここでは細かく書きませんが、
金融緩和して時間稼ぎをしている間に、
成長戦略をきちんと打ち出して、
第三の矢をしっかり放つ方法を考えて方が
有効に時間を使えると思います。

どこの国でも言えることですが、
どうして金融・政治って何でこんなに
バラバラなんですかね。

例えば、アメリカはFRBの量的緩和で
お金を沢山刷りましたが、
共和党は財政引き締めを求めて
オバマ大統領の方向を否定。

ついには、ご存知の通り、
政府機関が閉鎖されるという事態になりました。

また、欧州では
ギリシャやポルトガルなど
南欧諸国が経済危機になった時も
欧州中央銀行の大規模な量的緩和に
緊縮政策を取るようドイツが反対しています。

みんな目指すところは、

「景気の回復」

のはずなのに、バラバラな動きを
取ってしまう。
 
金融と政治の連携が全く取れておらず、
アクセルとブレーキを同時に踏む様な
形になっています。

今回、黒田さんは異次元の
金融緩和を実施しました。

ですが、お金を刷るだけ刷って、
そのエネルギーをどこに向かわせるのか?

金融政策だけでは、
世の中はよくなりません。

その緩和した金融をしっかりフォローし、
日本全体を押し上げるような
戦略を持たない限り、

金融緩和に湧いたのは、
株式市場だけです。
そして、選挙で上昇するのも株式市場。

ただ、アベノミクスにネガティブな雰囲気が
漂ってきたら一気に風向きが苦しそう。

為替市場の方が今は読みづらいですが、
ベースはドル買いという所を頭に入れて
トレードしていきたいと思います。

では、後編。

先週の金土日曜日の3日間。

セミナーズフェスタという
セミナーに行ってきました。

3日間で約8万円という、
微妙に高い値段のセミナーだったのですが、
色々と面白いものが見られました。

お目当ては神田昌典先生と
ジム・ロジャーズです。

私はトレード=経営者の目
というのが必要だと思っているので、
神田先生の著書にはめっちゃ
学ばせてもらいました。

さて、このセミナーズフェスタ。
かなりやばかったです。

何がやばいかというと、
寒い!!!!

場所は幕張メッセで床は
コンクリートにパイプ椅子。

「セミナー中は集中度を高めるために
14度設定にしております」

ということは知っていて、
カイロを腰に貼り、靴下は2重に履いて、
上着もあったかいものを着ていたのですが、
全然余裕で、体の芯から寒かったです。

寒いのは会場だけかと思っていたら、
どこに行っても寒いんですよ。。。
セミナー中も、寒い寒いとボソボソ声が
聞こえてきました。

睡眠対策だと思いますが、
これって本当に効果あるのかどうか
微妙です。

そして・・・冒頭にもあるように
わたくし、見事に風邪をひきました。

マスクしなかったのも敗因の一つですね。
おそらく、大量のかぜっぴきを量産した
セミナーだったのではないかと思います。

さて、ジムの話はかなり学びが深かったので
次の記事にしっかり書こうと思いますが、
今日は安倍政権に対するジムの見方を
シェアしたいと思います。

外国人投資家目線・ジムレベルの焦点は
こんなところにあるんだ・・・とポイントを
纏めました。

●政策はひどい。

●長期的には壊滅的。
 このような政策を取り、
 うまく行った国を見た試しがない。

もう、ボロクソです。
ちなみにお隣の中国の事はべた褒めでした。

国としての方向性はひどいが
投資家視点だと・・・。

●通貨価値を下げ、インフレを起こし、
 株式市場は短期的には上がる。

●短期で投資するには良い。

●ロシアの株式市場も面白いよ。

ジム・ロジャースのスタンスについては
2つ前の記事に書きましたが、
この方、商品先物中心でしたし、
株式なんて買わないよ!
スタンスだったのですが、
すでに、日本株買ってますからね。

儲かれば、さっさと退く気満々という事が
再確認できて、深い感慨を受けました。

次回は、ジムの失敗に対する考え方を
シェアしていきたいと思いますので
お楽しみに^^

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