見えてるものが、見えない

先週はブログで書いたとおりノートレでした。
にも関わらず、何かバタバタと忙しくて、
あっ！っという間の一週間でした。

というのも、
色々とモノが壊れたからです。

まず、ケチの付き始めは、
このブログを初期の頃から読んで下さってる方には
お馴染みの、

モニターが壊れた事から始まります。

で、次に
DVDレコーダーが壊れ、
パソコンが壊れ、
手が腱鞘炎で壊れ、
鼻が花粉症で壊れ、
掃除機が壊れて、

床が壊れました。

次はブラウン管テレビがヤバイですね！
私はあまりテレビを見ないので、
未だにブラウン管テレビです。

（地デジはどうした！？というツッコミがありますが
マンション自体にケーブルTVが入っているので
しばらくはチューナーなしで見られるそうです）

電化製品が一気に逝った原因は、多分、
最近頻繁に遊びに来て、
お菓子を食い散らかして帰っていく
スピリチュアル系友人Ｏちゃんによる

霊障

だと私は思っているのですが、
本人に言ったら激怒されました。

この中でも大変だったのは床です。
今の所に引っ越した当時、
アジアン風の竹カーペットなるものを購入して、
部屋のサイズぴったりに敷いたんです。

当時は、中々おされじゃん！！

と一人満足げにしていたのですが、
その上に机と、キャスター付きのOAチェア
をセットしたんです。

で、チェアマットなるものを最近知ったのですが、
当時はそんなの全然知らなくて。

その上で数年ゴロゴロ椅子のキャスタ－
で作業してたら、竹が割れてきますよね。

割れた竹が飛び出してきて、
垂直に跳ね上がっていくんですよ。

その跳ね上がった竹を、うちのムムさん（オカメインコ）が
遊び道具にして、ひっばり出しては、ぽいっ！っと
投げ捨てて、そこらじゅうに撒き散らします。

そして、ますます、割れた竹の範囲は拡大して、
うちに遊びに来た友人たちの足の裏を直撃し、
みんな、

「痛っ！痛っ！刺さった！刺さった！」

とたまに血を出しているんです。

で、当の私はどうしてるかというと、
１０年ばかり空手をやっていたせいか、
どうも、足の裏の皮が厚くて、
全然平気だったんですよね。

だから、気にもせず、痛がる友達に
マキロンと絆創膏を差し出し、

「えへへ、悪いね～！」

なんて、特に対策をせずに言ってました。
でもある時、たまりかねたＯちゃんに

「ひなちゃん、何とかして！
というか、この部屋、まるで

原住民の家だよ！」

と言われ、はっと我に帰りました。

むむさんのイタズラにより、
更に被害が拡大したのもありましたが、
竹のアジアン絨毯は当時のオサレさは全くなくなり、

みすぼらしいだけの敷物

になっていました。

で、私はその瞬間に
楽天でクッションフロアなるものを
購入しました。
クッションフロアとはこういうのです。

クッションフロア

フローリング柄とかあって、
ムムさんが毎日出す羽毛とかの掃除も楽そう
だったので。。。

で、前置きが長くなりましたが、
トレードに対する色々な気づきが生まれてくると、
以前では見えなかったものが、見えてきたりします。

初心者の頃に読んだ本を
一年後に読んだら、
この本、こんなにいい事言ってたんだ！
とか、誰しも経験されてると思います。

友達がいくら足から血を出そうが、痛がろうが、
全く気にしなかった私が、

「原住民の家」
（・・・原住民の方のお家に対して失礼ですね＾＾；）

と言われ、足元の惨状がやっと分かったように、

本当に大事な思考は目の前にあるのに、
それを見ようとしないから、成長できない。

先日、ある方と、
トレードが上手くいく人と
そうでない人との差、という事を話しました。

誰かから、何かを教わろうとした時、
一番大切なのは、素直さです。

私もそうだったのですが、
今まで積み上げてきた知識が邪魔して、
いくら、稼いでいる人が教えてもダメだった。。。

要はプライドが、行動の邪魔をする。

という弊害が発生します。

私の場合は、稼げてないのだから、
そんなプライドなんか価値が無い事に
ずいぶん後から気がついて、
それで遠回りしてしまった経験があります。

話に出てきた方も、
投資経験が長そうだったので、
そうなのかな？

と思ったらどうも違うようです。

その方はレンジでやられてしまう、
というお話でした。

レンジの戦い方と
トレンドの戦い方は
全く違います。

じゃあ、そのやり方を教えてあげれば
できるのか？

と言ったら、できないんですよね。

何故かと言うと、

ボロボロの足元が見えてないからです。

「レンジでやられちゃうんですよね～！」

って自分で、自分のヒントを
言ってるじゃないですか。

じゃ、レンジで自分がどういう行動をしたから
失敗したのかを突き詰めるべきです。

何で、ポジションを持ったのか？
その根拠は？
相場のどの位置でのポジションだったのか？
どのような癖があるのか？
トレード中に思ったことは？
どのような感情でクローズしたのか？
目標値は？

ワントレードでも疑問を投げかけることで
こんなにたくさん、検証するべき事柄があります。

トレードって、

自分とマーケット。

二つのものしか存在していません。

ポジションを取って、
クローズするまで、

誰が何を言っても、
関係ありません。

完全に、一人です。

ワントレードに自分を乗せて
ぶつけなければいけないのです。

何度もブログやメルマガで
言っていますが、やはり自分の軸を
大事にして欲しいと思います。
ですから

上手くいかないよ・・・という人は、

まずは、ボロボロの足元を
ちゃんと確認しましょう。

しょぼすぎて、心が痛くなるトレードに
目を背けたくても、一度だけ、
自分のトレードを振り返りましょう。

ただ、振り返るのは一度だけで十分です。
そこから、今度は褒める所を一個でも
見つけるのです。

例えば、損切りが遅れたとしても、
ちゃんと損切りできた！という事実は
褒めるべき事柄ですし、
褒める所がなかったら、
もう、苦しくても、

トレードを振り返った自分を褒める！

とにかく、前向きで自己検証を終わらせて下さい。

そうする事によって、
ボロボロの足元は、
ピカピカのフローリングに変わっていくはずです。

上手くいかない方は、
自己検証と、過去検証の不足が
圧倒的に足りない方が多いです。

面倒でも、一手間かけて料理が美味しくなるように
自分に一手間かける事によって、
上達への道が開かれるのだと思います。

なるほどな～！
と思ったら応援よろしくです＾＾