新FRB議長ジャネット・イエレンの横顔

こんばんは! ヒナです。
本日2月3日は何の日でしょうか?

節分ですね!!
元々は関西の風習だった
恵方巻きも今ではすっかり、関東にも定着して、
コンビニもスーパーも猫も杓子も
恵方巻きと豆まきです笑

・・・まあ節分は横に置いておいて。

今日、2月3日は新FRB議長のイエレンさんが
正式に就任します。
このブログやメルマガでも
正式に決まった時に記事にしましたが、
FRB史上、初の女性議長になります。

こんなかわいいおばあちゃんが かっこいいな!
というのが私の第一印象で、
見た目ですっかりファンになりました笑

今回正式に就任するに当たって、
情報整理がてら、アウトプットしていきます。
あくまでも私のフィルタが入ってるので、 気軽に読んでください。

あ、ファンダ苦手な方
今回もスルーでお願いします。

イエレンさん関係のスケジュールは

3日(NY午前) 第15代正式就任
11日、13日 上院・下院で議会証言

という事になります。

で、今週末はイエレンさんになってから
初の雇用統計が控えています。

市場の予測では、非農業部門の雇用者数は
18万~18万5000人増、 サプライズは低めで、
改善するも緩やかと 予測されています。

さてさて、本題です。

イエレンさんがFRB議長になることにより、
この雇用統計データはバーナンキ議長時代より
重みを増していく可能性が高くなります。

いくつかの経済誌や ニュースサイトを見ていると、
「雇用と失業」というキーワードが
炙りだされてきます。

イエレンさんはNYのブルックリンの出身。
ブルックリンは労働階級の多く住む街で 町医者である、
父が度々、無料で 労働階級の人たちを診察していたのを
見て育ちました。

「インフレ抑制・金融システムの監視だけが
我々の仕事ではなく、普通の家庭が立ち直るのを助け、
人々が安心して働ける労働市場を作り出す事も
仕事の一つだ」

という言葉を残している通り
彼女の原点は庶民生活に寄り添った感覚を
持つ人だな、という印象がありました。

ただ、目先の問題はQEを収束させる事なので
FOMCでの発言がダイレクトに相場に届くと思います。
FOMC時のトレードは、引き続き要注意です。

QE縮小に関しては
前バーナンキ議長の後始末というか
尻拭いをさせられてる、という声も聞きます。

何故かというと、 実はバーナンキ議長、
大統領と議会が承認すれば最長で
2020年1月31日まで議長ができた そうです・・・。

お金を刷ってただ、流すのは簡単です。

しかし、QE3まで実施して、
世界中にあふれたお金の収束こそが 一番困難なのに、
(先の新興国の暴落のように)
大風呂敷だけ広げて後はよろしくね! と匙を投げた格好に
なってしまったのは否めません。

ただ、バーナンキさんがやった事が
正しかったかどうかは、今の時点では わかりません。
イエレンさんの手腕次第で、バーナンキさんの評価も 変わってくると思います。

それから、
オプティマル・アプローチ という言葉が、
これから度々出てくると 思います。

これはイエレンさんがずっと 提唱してきた
政策理論です。

景気や経済に不透明感があり
先行きが見えたない時は、金利の引き上げを
先延ばしにし、経済が過熱気味と判断されたら
一気に金利を引き上げ、バブルを抑える
というメリハリの効いた理論です。

ですから、これからは 失業率と金利との関係に
より注目したほうが良いかと思います。

現在の失業率は7%の水準ですが
FRBの完全雇用とみなすのは、
5.2~5.8と 言われています。

そうそう、あと気になったのは
副議長に就任した、 スタンレー・フィッシャー氏ですね。

この方、バーナンキさんと、
欧州中央銀行(ECB)のドラギさん
の先生だった方です。

で、格付けからしたら年も70歳ですし
FRB議長であるイエレンさんより大物ですが、
副議長が議長より格上なのはFRB史上初めてです。
そして彼は、IMFのトップにも2度立候補している野心家です。

考え方も、ハト派(穏健・緩和派)イエレンさんに 対し、
QEに対し 「必要なければそれに越したことはない」
という考えの持ち主。

ちょっと考え方が違うかと思いますが、
現在、QEは縮小に向けて動いているので、
方法性は揃っています。
聞き上手で人格者と言われている
イエレンさんの手腕の見せ所ですね^^

ただ、スタンレー氏は自分の発言が
市場を揺るがす地位には就いたことがなく、
今後の要人発言には注目です。

ではでは、今日もお役に立てましたら、応援よろしくです^^

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